雨谷の庵

[0356] 私のカラオケ史 (2003/06/24)


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歌わなければ、生き残れない。

先日、会社の人に珍しくカラオケに誘われたのでかなーり久しぶりに参加してみた次第である。
そもそも私は個人的な集まりで狂ったようなカラオケ会に参加することはしばしばなのだが、
こと仕事関係の人々との交流という話となるとあまりというかむしろ全くと言って良いほどに、
カラオケというものには縁が無い。
それはもちろん、私のあまりの仕事っぷりと、その知的な風貌ゆえに「徳田君がカラオケなんて、
歌うわけ無いよな」と思われているとかそういうことではもちろん無いわけではあるが、むしろ
あまりの痴的な行動ゆえに単に友達が居ないだけとかそういうことに話が流れていきそうなことに
ふと気がつきそうになってしまって膝を抱える毎日である。嘘だが。しくしく。

まあ、ともあれ久しぶりに民間人のカラオケに行ってきたわけである。
人数は4人。皆、私よりも10ほど年上の上司格の連中ばかりである。
予約の時間が1時間半と聞いて、どうも物足りなさを感じてしまうのは病気という奴だろう。
いつもの7時間だの10時間だのといった時間の方が異常だということに気づくのに少々時間が
掛かってしまったのはご愛嬌ということにしておきたい。
ちなみに私が歌ったのは順に「TSUNAMI(桑田佳祐)」「地上の星(中島みゆき)」「恋愛
症候群(さだまさし)」「スターダストボーイズ(影山ヒロノブ)」の4曲。
どれも中年の人々には肌に染みる名曲であることがお分かり頂けるだろう。気配りに余念は無い。
ちなみに私の美声に聞き惚れた彼らが口々に「徳田君、カラオケそんなに好きなのか」と
絶賛したことは言うまでも無い。「マイク使えよ」と言われたことは内緒にしておこう。
だっていつもは使わないんだもん。

さて、こんな事を書いていて少し疑問に思ったのだが、果たして私はそんなに自慢するほどに
カラオケで歌っているのであろうか。
確かに一時期は毎月のように徹夜でカラオケに臨んだりもしていたわけだが、そしてそれをネタに
サイトの更新をしてみたりもしたのではあるが、最近は隔月参加が定常化してしまったり、また
同じような歌ばかり唄っているような気もしないではないので、そこらへんのデータをちょっと
見直してみることにした。
こういうときマメな友人を持つというのは有難いもので、私が過去に参加した徹夜カラオケ会の
選曲リストは全て保存されており、今回はそれを元に解析を行うことができた。
ありがとうDELTAっち。
以下、私が2003/05までに参加した全15回のカラオケ会の概要である。

  年/月/日 曲数 趣旨
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 2001/10/14 [110]やなぎ庵一周年記念オフ
 2001/10/21 [ 92]第2回突発徹カラ
 2001/11/19 [ 84]MAKIRI氏退院記念
 2001/12/02 [ 94]鬼オフ(Version1.75)
 2001/12/30 [ 87]冬オフ2001(407号室ver)
 2002/02/24 [ 87]ガオカラ2002
 2002/03/30 [ 85]枯れ枯れ徹カラ
 2002/04/21 [100]2002年4月春徹カラ
 2002/05/25 [ 98]2002年5月肉オフ
 2002/06/15 [131]激闘!クラッシュバカTURBO
 2002/07/14 [104]味ッ子W〜歌え友よ力の限り〜
 2002/11/24 [ 79]猫鍋
 2003/02/16 [ 80]流石だよな俺ら@死に急ぎ隊
 2003/03/15 [ 60]選曲がアバレテラ
 2003/04/11 [300]絶唱!!30時間耐久カラオケ大会!

上記での総選曲数は1584。うち、私自身は197回選曲していたことが判明した。
と、ここまで調べてみた気づいたのは、実はこの私の選曲数が一般に比して多いのか普通なのかに
ついて、比較する対象が無いのでなんとも言えないということだったりするのだが、世の中には
探せばあるもので「全国カラオケ事業者協会」という業界団体が、カラオケの利用に関する
データを公開していてくれたりするので、それと見比べてみよう。
年間のカラオケルームの利用総額は推計で約4507億円。
日本のカラオケ人口は4800万人と推計されているので、これらから一人当たりの平均利用料金を
計算すると9390(円/年)となる。
カラオケルームの料金を、かなり安く見積もって1時間1000円と仮定すると、平均的なカラオケ
利用者の年間カラオケ利用時間は約10時間となりそうだ。
1時間に歌える曲の最大数はだいたい10曲なので、平均的なカラオケ利用者は年間100曲を
歌っている…と結論してしまいそうになるが、それは全ての利用者が単独でカラオケルームを
利用した場合であり、実際には数人でその時間を共有しているため、実際には年間20〜40曲と
いうのが妥当なところではないだろうか。
実をいうと、実際のリクエスト数などの直接的な統計データが欲しかったのだが、そういうものは
カラオケ業者の市場規模をほぼ確実に推定できてしまうので、非公開扱いになっているようだ。

ともかく以上の考察から、私はこの2年間で約200曲を選曲しているわけで、平均的な利用者の
2倍〜5倍程度の曲数をこなしていると結論しても良さそうである。
大雑把な比較だが、まあ、多い方だと言えるだろう。

さて、実際に私が選曲した曲についてもう少し詳細に見ていこう。
約200回選曲したとは言っても、それら全てが別の曲であるというわけではもちろんない。
中には何度も選曲したものだってあるだろう。
ということで、実際に選曲した曲を重複無しに数えてみると148曲であった。
その中で、ベストテンを挙げてみると以下のようなことになっている。

 1. (5) 宇宙船サジタリウス「スターダストボーイズ」
 2. (4) メダロット「知恵と勇気だ!メダロット」
 2. (4) 聖闘士星矢「聖闘士神話〜ソルジャー・ドリーム〜」
 4. (3) KAWAI「僕はロリコン」
 4. (3) Witch Hunter ロビン「Shell」
 4. (3) ゾイド「Wild Flowers」
 4. (3) アージュマニアックス「闘え!超常戦隊レイスマン」
 4. (3) 超重神グラヴィオン「嘆きのロザリオ」
 4. (3) 夢のクレヨン王国「ン・パカマーチ」

結局、私は単なるスターダストボーイズ好きだということが一目で分かってしまう恐るべき結果に。
更に、ここで注目すべきはその影山率の高さだろうか。
上記のベストテン内曲の中で、「スターダストボーイズ」「聖闘士神話〜ソルジャー・ドリーム〜」
「闘え!超常戦隊レイスマン」「嘆きのロザリオ」は影山ヒロノブになにかしら
関係のある歌である。実に40%という高確率だ。
また、番組別に曲を区別せずに集計してみると以下のような感じのリストになる。

 1. (6) 宇宙船サジタリウス
 1. (6) ゾイド
 3. (4) ONE PIECE
 3. (4) ヒートガイジェイ
 3. (4) ミスター味っ子
 3. (4) メダロット
 3. (4) 聖闘士星矢
 8. (3) Witch Hunter ロビン
 8. (3) 僕はロリコン
 8. (3) 超常戦隊レイスマン
 8. (3) エクセル・サーガ
 8. (3) シャーマンキング
 8. (3) ジャングルはいつもハレのちグゥ
 8. (3) スペースコブラ
 8. (3) 先行者
 8. (3) 超重神グラヴィオン
 8. (3) 未来警察ウラシマン
 8. (3) 夢のクレヨン王国

これと曲ベストテンを比べたときに、次のような2つの傾向があることが判る。
つまり「ある曲が好きでそれを多く選曲している場合」と「番組自体が好きで何度も選曲して
いる場合」の2通りに分けることができるということだ。
前者にはサジタリウス、メダロット、聖闘士星矢などがあり、後者にはゾイド、ONE PIECE、
ミスター味っ子などがあると言えばお分かり頂けるだろうか。
なお、私の選んだ曲について、重複を取り除いた総番組数は124だった。

ついでなので私の参加したカラオケ会に限定して、その選曲数をカウントしてみると、全体での
最多選曲は、とらいあんぐるハート3「君よ、優しい風になれ」で11回であることが判った。
次点は、百獣戦隊ガオレンジャー「ガオレンジャー吼えろ!!」で9回。
意外なことに、レッツファイナルフュージョンやまほろでまんぼーなどは7回、8回である
ようだった。
実は7、8回選曲されているものは結構多い。いわゆる「定番曲」というのは、2回に1度は
歌われるものと考えればいいということなのだろう。
面白いのは番組別ランキングで、それは以下のようになっている。

  1. (25) 機動武闘伝Gガンダム
  2. (24) とらいあんぐるハート(シリーズ全て含む)
  3. (18) スクライド
  4. (16) ギャラクシーエンジェル(シリーズ全て含む)
  5. (14) ドラゴンボール(シリーズ全て含む)
  5. (14) 機動戦艦ナデシコ
  7. (13) まほろまてぃっく
  7. (13) スレイヤーズ(シリーズ全て含む)
  7. (13) 勇者王ガオガイガー(シリーズ全て含む)
 10. (12) シスタープリンセス(シリーズ全て含む)
 10. (12) ときめきメモリアル(シリーズ全て含む)
 10. (12) マクロス(シリーズ全て含む)

「君よ、優しい風になれ」を擁するトライアングルハートを抑えて、Gガンダムがトップ。
このランキングには3つの傾向があって、一つは「そもそも挿入歌などで曲数が多く、
そこそこの回数が歌われている」ものであり、もう一つは「圧倒的な支持を得る曲が、
数多く歌われている」ものであり、最後は「シリーズが長く続いているので結果的に
選曲されることが多い」ものである。
1つめの典型例はGガンダム、スクライド、ナデシコなどで、2つめにはとらいあんぐるハート、
まほろまてぃっく、ガオガイガーを挙げることができるだろう。
ギャラクシーエンジェル、スレイヤーズ、シスプリといったところは、シリーズが長期に渡って
親しまれていることが大きいように思う。

ちなみに、ガンダムというもっと大きな枠組みで括ると、その選曲数は実に75曲にもなる。
次点は戦隊シリーズの29曲、次いで仮面ライダーの25曲で、1位と2位以下の差が大きいことは
注目に値するだろう。流石はガンダムである。
同じような長期シリーズでもウルトラマンの選曲数はこれらに比べるとかなり少ない。
そこら辺は考察の余地があるかもしれない。

ところで、先週末も実は件のカラオケ会に参加してきた次第である。
「Vの領域」と名づけられたその会では、いつものように85曲もの楽曲が選択され、私はうち
10曲を新たに私のカラオケ史に追加することとなった。
しかし、そのカラオケ会について一つの注目すべきデータがある。

 1. (17) 桃井はるこ[UNDER17]

……。
ええと、桃井はるこというのはUNDER17というバンドのメンバーで「いちご打」とかを歌って
いる人なわけで、ええと、ええと。
要するに今回はモモーイを褒め称える会だったとかそういうことですか?

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓