雨谷の庵

[0310] 非現実的オパーイ振動 (2002/11/06)


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(前回までのあらすじ)
制服系同人イベント「コスカ」にて、己の萌えの導くままに同人誌を買い漁った徳田。
10冊以上もの収穫を胸にホクホクと自分の居場所に戻った彼を待ち受けていたのは、
怒りに燃える「びゅびゅびゅびゅびゅ」の威嚇音であった。
買い求めた同人誌に掲載のえちぃ絵を指摘され「何故か」と詰め寄られる徳田。
己の知識を総動員して話を逸らそうとするも当然のごとく大失敗。
果たして徳田はこの危機的状況をいかにして切り抜けるのであろうか。
雑文界隈では最もラヴゅラヴゅと噂される二人の関係も、遂に破局を迎えるのか!?

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まあ、それはともかく。
これは彼女の人の言葉なのであるが、えちぃ同人誌のえちぃ場面のえちぃ体をしたえちぃ女性の、
そのえちぃえちぃオパーイのえちぃえちぃえちぃ揺れ方というのは、どうしてあんなに
非現実的なのであろうか。
そのえちぃえちぃえちぃ揺れ方の非現実さを目の当たりにする度に、彼女の人はその脳内が
疑問符でもって埋め尽くされてしまうのだという。
例えばその、えちぃえちぃえちぃ揺れ方というのは以下のような類のものである。

 ・左右のオパーイが上下に、互い違いに縦揺れる
 ・左右のオパーイが逆方向に、ぐるんぐるん回る

これらである。
確かにこれらの揺れ方はえちぃ同人誌のえちぃ場面では結構良く目にする類のものではあるが、
彼女の人に言わせると、こういった揺れ方は有り得ないのだそうである。
それにしても一つだけ忠告したいのですが、そういったえちぃ同人誌のえちぃ場面を食い入る
ように見詰めながら「こうかにゅ?こんな感じかにゅ?むう、有り得ないにょ〜」とかなんとか
ブツブツ呟きながら自らの手で服の上から自分のお胸を上下左右に動かし、その有り得ない動きを
再現しようとするのはちょっとどうかと思います。周囲のオタク野郎どもの視線がイタイです。
そして漏れが別の意味で大ピンチです。ぐはっ。

それはともかく。
彼女の人に指摘されるまでは私自身、そうしたオパーイのえちぃえちぃえちぃ揺れ方と
いうもののリアリティについては、全く関心を払っていなかった次第ではある。
実際のところこうしたえちぃ同人誌における漫画的描写だけでなく、一般に広く放映されて
いるアニメ作品の中にも、前述したような非現実的なオパーイの振動というものをしばしば
目にすることがあるわけで、少なくともオタク文化の何がしかの部分において、非現実的
オパーイ振動は既に広く認知されているものであると言っても良いのかも知れない。
例えば、今期の新番組アニメを見渡してみよう。

○超重神グラヴィオン

とにかくこれはオパーイアニメと呼称するに相応しい作品であろう。
地球を守る謎の秘密組織(←主人公が所属してます。正義の組織です)は異常にドデカイお城に
本部を置いていたりするのであるが、そのお城には多種多様な大きさ及び形状を有するオパーイを
抱いた女性たちがみちみちとひしめいていたりするのである。
それぞれのオパーイが毎回毎回、様々に非現実的な揺れを披露する、それこそがグラヴィオンの
真の見所と言っても過言ではない。
ストーリー?そんなものは忘れなさい。
ちなみに「超重神」という煽り名は「重力を超越した神のようなオパーイ」という意味であると、
私の心の世間では定説である。

○キディ・グレイド

このアニメでは巨オパーイのエクレールと、微オパーイのリュミエールという、二人組の女性が
主人公なのであるが、このうち巨オパーイ担当エクレールの戦闘シーンは飛んだり跳ねたりの
大活劇、当然それに合わせて彼女の巨オパーイも実に幻想的な非現実振動を披露するのである。
ちなみに微オパーイ担当のリュミエールに見所が無いかというと決してそんな事は無く、
毎回毎回なにくれと理由(走るのに疲れたとか、重力爆弾の重みでとか)をつけて、事あるごとに
赤面しながら「ハァハァ」と喘ぐから油断がならない。今回の話とは関係無いが。
ストーリー?それは食べ物ですか?

○機動戦士ガンダム SEED

非現実的オパーイ振動学派にとって、忘れ去ることの出来ないアニメといえば、もちろんこの
ガンダムSEED(通称:種G)であろう。
「ガンダムでどうしてオパーイが?」と不審にお思いの方もおられるかも知れないが、ともかく
一度そのオープニングをご覧になって頂きたい。
そのオープニングの途中に、宇宙を背景にした影絵のような女性が描かれている場面がある事に
貴方は気付くことだろう。
その女性、影絵的とはいえ明らかに素っ裸で、しかもその豊満なオパーイは無重力空間故なのか、
実に有り得ない振動を我々に見せ付けるのである。
だいたい、そのワンシーンだけどうみても動画枚数多いんですが?>スタッフ諸氏
ストーリー?…種Gは1st.のリメイクですが何か?

とまあ今期の新番組だけでもこうしたていたらくである。
アニメが産み出されてより何十年が経過したのかは寡聞にして知らないが、ともあれ今までにも
数々の非現実的オパーイ振動が描き出され続けていたであろう事に、疑問の余地は無い。
こうした非現実的オパーイ振動は恐らく、一種の幻想作品のようなものであり、魔法であるとか
超科学であるとか、異次元であるとか、未来世界であるとか、霊能力であるとか、そうしたものと
同じく少なくとも現時点では想像の産物に過ぎないものなのだろう。
例えて言うならばハリー・ポッターが魔法を駆使して邪悪をやっつける場面と同じような感覚で、
こうした非現実的オパーイ振動を鑑賞するというのが、我々に与えられた正しい態度であると、
結論しても良いのではないだろうか。
ただまあ科学の発展はそのうちに、非現実的オパーイ振動を実現させるだけの技術を我々に
提供してくれるようになるかも知れない。
何しろ鉄腕アトムに憧れた少年達が今やアシモや先行者などを世に送り出し始めたご時勢である。
非現実的オパーイ振動の実現も、そう遠い未来の話では無いのかも知れないではないか。
人類は、オパーイに憧れる少年達が何時の日にか偉大なる発明を世に送り出すことを期待しつつ、
より洗練された非現実オパーイ振動を妄想し描き続けるべきなのかも知れない。

「そうやって、また話を誤魔化すつもりにゅ?」
人類の来るべき未来に思いを馳せていた(←妄想にのめり込んでいたとも言う)私を、彼女の人の
怒りの声が現実世界に引き戻した。
彼女の人は何時の間に私の方に向き直っていた。
どうやら、非現実的オパーイ振動の再現には飽きたのであるらしい。
「もう分かったにゅ。きっとあちきに魅力が足りないから、えちぃ本を買ってくるのだにょ」
いや、それは断じて違うぞ彼女の人。
何しろ私は彼女の人の魅力に、常にメロメロであるからして。
しかし彼女の人は、私の顔を疑わしげにジロリと睨み上げるのであった。
「本当かにゅ〜?嘘だったら攻撃するにょ」
こ、攻撃ですか?それは一体どのような…?
「びょびゅびゅびゅびゅ〜っ!」

ぐはっ。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓