雨谷の庵

[0307] 二人の力関係はほぼ対等 (2002/10/23)


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本当ですって。

そもそもあれである。
雑文書きというものは嘘吐きと相場が決まっているものであり、書き記されていることのうちの
何割が嘘であるのかをもしも本人に問い質したならばまず間違い無く「全部本当ですってば」と
いういかにも非現実的な答えが返ってくるに相違無いのであり、これこそが彼らの本質たるを
図らずも言い表し尽くしているのでは無いかと思わないでは無い。
と、まあこの文章自体も雑文であるから当然嘘八百なわけであり、何処がどのように本当で
何処がどのように嘘なのかを知る術は読者諸賢には無いのである。私にも分からんし。

それはともかく。
以上のような明快な論理の結実としてはっきりと言えることが一つだけあると私は
主張するつもりであるのだが、要するに私がここで書いている文章のほとんどは嘘っぱちであり、
信じる者はすべからく救われない人生を歩む運命にあると言っても過言では無いと、ここで
改めて断じておこうと思う次第である。
要するに全ては嘘であり、ここに書かれていることを信じてはいけないのであり、信じること
即ちそれが罪であり罰を受けるべき対象事象として神の御前で懺悔せねばならないことに
他ならないということを、この際なので是非とも改めてご認識頂きたいとまあこういう訳である。
ちなみにもちろん上記の文章も信じてはいけない。この文章も信じてはいけない。
全ては虚構なのである。

それはともかく。
このように、この雑文全てが嘘であると正しくご認識頂いた上で本題に入ろうかと
思うのであるが、要するに今回は私がここで過去に何度か書き記してきた事について、
幾つかの弁明をしたいと思っていたり思っていなかったりと、そういう次第である。
弁明というのは少し大げさかも知れないが、一応言葉遣いとしては弁明なる有様の範疇に属すると
私自身は確信して止まない訳で、ともあれ今回は色々と言い訳を書き連ねてみようかとそういう
ことになってしまっているわけである。
ちなみに上記の文章ももちろんその言い訳の一部であり、予め私に対する批判や反論を封殺して
おこうという自己防衛的な配慮に他ならない。
そしてもちろん冒頭で述べたようにここに並ぶ全ての文章は嘘であるから、その内容的な主旨を
信じることはこの場合において罪となることをお忘れにならないで頂ければ幸いである。

それはともかく。
私が今回わざわざ堂々とこの文面を割いてまで言い訳じみた言葉言葉を書き連ねようとして
いるのは、彼女の人についての事柄である。
いやいやもちろん、ここで今まで散々書き散らしてきた彼女の人という存在が、実は真っ赤な
嘘であったとここで告白しようという訳では決して無い。
一部の人々に確信をもって認識されているという事実を背景に申し述べさせて頂くならば、
私の彼女の人は実に全くもって実在の人物に他なら無いわけであって、これは科学的にも
社会的にも、霊的、理力的、宗教的、電波的といったありとあらゆる存在確認手段を講じてさえ、
決して否定することの出来ない確固たる事実認識であるので、まずそこのところは
ご了解頂きたいと思う次第である。
ただし、繰り返しになるがこの文章はすべからく嘘であるので、その点についても何がしかの
配慮をお願いしておきたいとは、同時に思ったり思わなかったりもする次第である。

それはともかく。
そのようにして断固として存在するかも知れないところの私の彼女の人について、つらつらと
過去に書き上げてきた文章を眺めると、読者諸賢はある一つのことに気付くのではないかと
ここで愚考させて頂いている次第である。
過去の雑文の中で、彼女の人は私のことを「もきぃ」と苛めてみたり「もきもきぃ」と
叱り飛ばしてみたり「びゅびゅびゅびゅびゅ」と威嚇してみたり「むうむうむうむうっ」と
脅してみたり「にゅにゅにゅにゅ〜」とからかってみたり「むいむ〜い」と操ってみたり
しているわけであるが、要するに彼女の人と私との間の力関係というか、私がかなりに
渡って尻に敷かれているというか、そういう印象を読者諸賢に抱かせてしまいかねないような
記述を過去に繰り返しているようにも見えなくもないとかそういう事である。
宜しいですか諸君。
今までに書かれたそういった記述の数々は、冒頭で述べた雑文書き皆嘘吐き野郎の法則に従って
すべてが嘘であるということを是非ともお忘れ無きようにして頂きたいとここでお願いさせて
頂きたく思う次第である。

それはともかく。
以上をもって、私と彼女の人との間の力関係に誤解をお持ちの方々は一人たりとも存在しなく
なったということを前提として今後は採用していきたいと思う。
実際において私たち二人の力関係はほぼ対等、というかやや私の方が決定権を握っていると
いうか、大筋の行動判断は私の意に添った形で行われているというか、まあそんな感じである。
それなら何故、ここでの文章の中で、彼女の人優位と読み取れてしまうような書き方をして
いるかと言えば、それは私のエンターテイメント精神溢れる執筆方針が根幹の原因であると
断じざるを得ない。
そもそも現実の日本社会において「男性は強く逞しく、女性は可憐に繊細に」といったイメージを
抱きやすい風潮があるように私は常々感じている次第であるが、そんな世間的な雰囲気の中で、
私たち二人の力関係をありのままに書き記した場合、それはいかにもありふれており、実に
読み応えも面白みも無い単なる惚気以外の何物にもなり得ないのではないかと思うからである。
私たち二人のありふれた日常を面白おかしく脚色しようとすれば勢い、世間様方のイメージとは
逆の風味を効かせる方が容易なわけで、結果的に今までここで書き散らしてきた文章中では、
まるで私が彼女の人の言いなりであるかのような演出をしてしまったと、こういう訳なのである。

どうであろうか。
ご納得頂けたであろうか。
私の彼女の人は私を「もきぃ」と苛めてみたり「もきもきぃ」と叱り飛ばしてみたり
「びゅびゅびゅびゅびゅ」と威嚇してみたり「むうむうむうむうっ」と脅してみたり
「にゅにゅにゅにゅ〜」とからかってみたり「むいむ〜い」と操ってみたりしているわけでは
決して無く、それはあくまで私のこのえげつない芸人根性が演出させた嘘八百なのであり、
そもそも雑文書きは嘘吐きでありそれを信じる者は救われないのであり、ていうか誰もこんな
ところに書き散らしてある駄文の中身を信用したりはしないと思ったり思わなかったり、
実際彼女の人は可憐で繊細で愛嬌のある素敵な女性なわけで、いえいえ、この文章を書けゴルァと
私が脅されているなんてことは全く無く、もちろん嫌々書いているわけではなく私は心の底から
この文章で言い訳をしていると言うか、ていうか言い訳という言葉はちょっとアレですが、
いや、本当にこの文章は私が全くもって自主的に書き下しているのであり、ほら、私は真面目な
爽やか好青年で嘘なんてつく訳無いし、でもこれは雑文だから一切信じちゃダメダ〜メですが、
なんだか一体何を書きたかったのかだんだんと分からなくなってきてしまいましたが、
それでもまあこんなことを書いたところで真実は隠しようが無いというか今更何を言っても
無駄だろというか、いえっ、うそっ、だだだ、大丈夫ですよホラ皆さん、彼女の人が本当は
可憐で繊細で愛嬌のある素敵な女性だと頭の先からつま先まで信じ込んでいるに違いない…って、
なんでそこで私に向かってびゅびゅびゅびゅ、びゅびゅびゅびゅと威嚇するのですか、
え?、そういう書き方をすると益々疑いが深まるだろゴルァですか?、いやでも、やっぱり
良心の呵責と言うか何と言うか…、あっ、ああ、ごめんなさいごめんなさい、それだけは
勘弁して下さい、何卒。

そして真実はいつも闇の中。ははは。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓