雨谷の庵

[0285] 転送したら懲役1年 (2002/07/10)


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とりあえず私には転送しないで下さい。お願いします。

ちょっと下世話な話になってしまって恐縮なので、食事中の方は今回の話は読まない方が良いと
思ったりもする。
ということで、うんこの話を書こう。
少し前に「2典」という本があったので購入し、ちょろちょろとその中身を読んでいたりしたの
だが、その中に気になる話題があった。
「モーニング娘。はうんこをするのか、しないのか」
この「2典」という本、今や一部の人々の日常に定着し始めた感もある某巨大掲示板の、その
用語辞典のようなものである。
その項目の中に、このモーニング娘。に関する論争についての簡単な解説があったとかまあ、
そういう次第であったりするわけである。
件の論争、さすがは某巨大掲示板と言うべきか、実に様々な言説が唱えられていた様で、例えば
かつてのアイドル時代に言われていたように「うんこしないよ」という主張を張る者も居れば、
「うんこはするけどお尻の穴はないよ」「お尻の穴はあるけどうんこじゃない別の
ファンタスティックな物質が出るよ」などなどのちょっぴり今風な展開を採用する者も
居るなど、野次馬根性満載の私的には非常に楽しめるものとなっていたようである。
そんな中でも私のお気に入りは「うんこはするけど漏れのケツの穴から出ているんだよ」という
なんだか少々フェチっぽい主張であろうか。
要するにこの説を主張する者たちは、日々モーニング娘。達のうんこを己の自宅の便器に
垂れ流しているわけで、そして恐らくはモーニング娘。のそれであると彼らが信じているそれを
恍惚の思いで見下ろすのであろう訳で、更に考えたくも無いことだが彼らの内の一人でもその、
所謂ところのスカ○ロっぽい趣味を持っていたとすればそれはやはり彼が熱烈に応援して
いるモーニング娘。のうんこであるわけだから、ええと、あの。
ちょっと嫌な想像になりそうなのでここで止めておこうと思う。みんなも止めとけ。

そういえばちょっと昔というかつい最近、某週刊マンガ雑誌に掲載されていたマンガに、
超能力者の主人公が、自分のうんこを他人のお腹に転送してしまうという状況を描いたものが
あったように記憶しているが、この「うんこはするけど漏れのケツの穴から出ているんだよ」と
主張する人々にとっては先程のマンガの例とは逆に、モーニング娘。のうんこを自分のお腹に
転送している、もしくは何か分からないがファンタスティックな力によって日々転送され
続けているということになるのであろうか。
常識で考えれば、というか生物的な都合を色々空想しただけだったとしてもすぐに気付くで
あろうことは明白であるが、自分のうんこを他人に転送したり、他人のうんこを自分に
転送したりということは、実際には不可能である。
ていうか、そんな事がもしできるのであるならばわざわざ他人に転送したり自分に転送したりと
いったような面倒なことはせず、すぐさまに便器の中なり下水処理場なりに転送しろよととか
思わないでも無い。
ただし「うんこはするけど漏れのケツの穴から出ているんだよ」という人々にとってみれば、
憧れのモーニング娘。達のうんこが自分の小汚いケツの穴から排出され続けることそのものに
意味があるのであろうから、いきなり彼女らのうんこを下水処理場送りにしたりはしないのかも
知れないが。
あ、でもス○トロ趣味の人はむしろ目の前の食器に転送した方が早いのか……って、今物凄く
嫌な光景が浮かびかけたのでこれ以上は書かないことにする。みんなも止めとけ。

それはともかく、実際の実現可能性という堅っ苦しい話を抜きにすれば、このうんこを
転送できる生物としての人類というのは少々面白い存在であるかも知れない。
その場合、自由にどこにでも転送できるというよりも、例えば半径100m以内の人類同士の間で
のみ転送することが可能、といった制限を課しておいた方が歪んだ設定で良いかも知れない。
もしそんな存在として実際に人類がこの世に生を受けたのだとしたら、今の世界とでは
どういった違いが出てくるのかを考えるのも少々楽しい。

例えば、便秘の治療法は今の世界とでは全く異なってくるだろう。
自分で排出しなくても他人に転送してしまえば良いのであるから、便秘という病気そのものが
無くなってしまうかも知れない。
ただ、そうすると道を歩いていて突然他人からうんこを転送されてしまうという被害を
受ける人が出てくるであろうから、これは当然社会問題に発展するだろう。
もしかしたら、本人の同意を得ずにうんこを転送したら懲役1年とかいう法律ができて
しまうかも知れない。
そうすると、街中ではこういう会話が交わされたりするのだろうか。

 便秘の女「あ、あのすみません。貴方に転送しても良いですか?酷い便秘なもので…」
 快便の男「ええ、いいですよ。どうぞどうぞ」
 便秘の女「ありがとうございますっ!じゃ、じゃあ行きますよ……うぅんっ!」
 快便の男「ふぁあっ。うおっ。……も、物凄い量ですね……」
 便秘の女「1週間も全然出なかったもので。有難うございます。助かりました」
 快便の男「え、ええ。お役に立てて光栄です」
 便秘の女「何かお礼をしたいのですけど、何が良いかしら…」
 快便の男「い、いやいや。お礼は結構ですよ。そ、それでは私は急いでいますのでっ」

そして快便の男は一目散に最寄の便所に駆け込むのであった。
…って、もしこの快便の男が例の趣味の持ち主だったらどうなるのだろう。
最寄の便所と見えたそれは実は彼の趣味の家で、そこには彼が道行く様々な女性から転送された
うんこが所狭しと皿に盛られて……。

ええと、ちょっと気分が悪くなってきたのでここで終わることにします。
みんなも止めとけ。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓