雨谷の庵

[0284] イライラ誘発能力測定 (2002/07/06)


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貴方の「雨谷の庵分」は何mhHhくらいでしょうか。

あずまんが大王の一コマの中に「シュークリーム分」という話題がある。
今回はそれから連想して、ニンゲンに必要な「分」にはどのようなものがあるのだろうかという
至極日常的な疑問を扱ってみたいと思う次第である。
しかしながらまずはその前段階として、今回の発想の元となった「シュークリーム分」について
説明しておかねばなるまい。
あずまんが大王の記述に基づく考察をまとめると、シュークリーム分に関する特徴はおおよそ
以下のようにまとめてしまってもほぼ問題なさそうだ。

・勉強をするとシュークリーム分は減る。
・勉強に限らず、イヤなことがあるとシュークリーム分は減る。
・シュークリーム分が減ると、イライラする。
・シュークリーム分はシュークリームを食べることで補給される。
・シュークリーム分が満たされると、イライラしなくなる。

極めて近似的な定式化ではあるが、考察段階においての大雑把な論議に対しては十分な示唆を
与えてくれるので、上記を前提として採用することにする。
より詳しい見解をお望みの場合、書店に駆け込みすぐさまあずまんが大王を購入することを
強くお薦めしておこう。
発行はメディアワークス、本体価格680円(2002年7月時点)である。
ちなみに私は断じてメディアワークスの回し者ではないことを、ここに注記しておこう。

ともかく要するにシュークリーム分というのは不足した場合に感情的なイライラを誘発して
しまうような精神作用を持った何か、ということが出来そうである。
シュークリーム分が満たされている場合には問題ないが、足りなくなると途端にイライラが
募ってしまうという仕組みである。
しかし、よく考えてみよう。
我々の身の回りにおいて、このように不足するとイライラしてしまうような効力を持つものは、
何もシュークリームのみというわけではもちろん無い。
例えば、シュークリームの代替物質としてすぐに思いつくものにはケーキ、アイスクリーム、
チョコレートなどがある。
そうなってくると気になるのは、これらの複数の物質間における、イライラ誘発能力の違いでは
無いだろうか。
要するに、ぶっちゃけた表現を採用するならば、シュークリーム分とケーキ分とでは、どちらが
より短期間でイライラ状態を誘発させ得るのかということが、気になってきはしまいかとか
そういうことである。
ここにおいて、問題は定性的な議論から定量的な検証段階に移行したと言えるだろう。

さて、定量的に考察を行うにはその単位系を決定せねばならない。
今回の場合、各種物質のイライラ誘発能力について議論しようとしている訳であるから、
イライラするまでにかかる不足期間を、単位として採用すれば良いだろう。
取りあえず私の場合、1日に1回は夜間独りでハァハァしないとイライラしてしまうので、
このイライラ誘発能力を基本単位として定めたいと思う。
要するに、1日間の不足しただけでイライラしてしまうくらいのイライラ誘発能力を、
「1独りハァハァ」として今後の考察を進めようとかそういうことである。
「1独りハァハァ」というのは少々名称的に冗長であるので、ここでは「hHh」という
記号でもって略記することにしたい。

次に、この新たに決めたhHhという単位だと、シュークリーム分によるイライラ誘発能力は
いくら位になるかを考察してみよう。
私の場合、シュークリームは滅多に食べないから、そのイライラ誘発能力は非常に小さい。
1年に1度でも食べておけばまあ、だいたいイライラせずに人生を送れるような気もしないでは
ないので、シュークリーム分のイライラ誘発能力は1hHhの365分の1、約0.00274hHh、
m(ミリ)で書けば約2.74mhHh(ミリ独りハァハァ)くらいになるという計算だろうか。
これと同様の計算を、他の物質についても行うと以下のようになりそうだ。

・1ケーキ=67mhHh(ただし、年末は200mhHh程度まで上昇)
・1アイスクリーム=夏:143mhHh、冬:11mhHh
・1チョコレート=33mhHh(ただし、バレンタインデーには3hHhくらいまで高騰か?)

この非常に主観的な測定量の是非についてはともかく、ここで私は別の可能性に気付くことになる。
今までは甘い食べ物に限定して話を進めて来たが、よくよく考えてみると何も甘い物にこだわる
必要性は皆無だし、また、食べ物についてだけ議論しなければならないわけでもない。
牛丼やカレーといった物に関するイライラ誘発力や、本やスポーツ、映画などの諸行為についても
同様に測定可能なのではないだろうか。

では牛丼について考えてみよう。
私はだいたい、週に1度は牛丼を食べている。
これがイライラ解消のための行為なのかどうかについては定かではないが、ここでは便宜上、
私のイライラ誘発を予防するための役割を果たしていると仮定してみよう。
すると、牛丼のイライラ誘発能力は1hHhの7分の1、約143mhHhとなりそうだ。
同様に考えると、カレーはケーキと同じくらいの67mhHh、うどんは牛丼の3倍程度だから
約430mhHhといった感じになるだろうか。

食べ物と同様と言うわけにはちょっと行かないかも知れないが、他の諸行為についても
考察して見よう。
私は昨年、本らしい本は30冊程度しか読んでいないので、本のイライラ誘発能力は約82mhHh。
スポーツは一度も行っていないにも関わらずイライラは全く誘発されていないのでこれは0hHhと
いうことになるのだろうか。
映画は4ヶ月に1度くらいで十分なので約8.3mhHh。
それに比べるとアニメは週に14本、1日2本見ているのでこれは2hHhということになるのだろうか。
漫画雑誌は週に3冊、月に1冊。漫画単行本は年20冊くらい。これを集計すると、漫画全体では
約500mhHhとなるということになりそうだ。

雑文サイトに目を転じてみよう。
雑文サイトの場合、更新されているかされていないかがポイントになるだろうか。
要するに、1週間に1度は新作を読んでみたいと思えるサイトの、イライラ誘発能力は
約143mhHhと考えても良いような気がしないでもない。
これを別の観点で巡回頻度でもって測定するなら、3日に1度は巡回してしまうサイトの
イライラ誘発能力は約333mhHhとなるのかも知れない。
上記の二つの測定法は別段、併用しても問題ないので、更新頻度分:巡回頻度分=143mhHh:333mhHhと
いったように表記してしまっても面白いかも知れない。
読者の皆さんも、愛読のサイトのイライラ誘発能力をそれぞれ比較してみると、面白いかも知れない。

徳田「ということで、イライラ誘発能力を比較するというのも面白いなぁと思う次第である」
彼女「みゅ?」
徳田「君も早速、このイライラ誘発能力測定を楽しみたまへよ」
彼女「うみゅみゅ。じゃあじゃあ、徳田さんの『あちき分』はどれくらい?」
徳田「え〜と、だいたい週に2度くらい会ってるから約286mhHhかな」
彼女「みゅっ!とゆことはあちきはうどん以下か。漫画よりも下なのかっ!」
徳田「い、いや。そういうことでは決して……」
彼女「ならばデートなどせずに、独りでうどんをむいむいと食べていれば良いのだ。もきぃ!」

もちろん、私はすぐさま計算し直した。
1秒たりとも彼女の人の傍らを離れたくないと仮定すると、私の「彼女分」は実に
86.4khHh(キロ独りハァハァ)にもなるのだから。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓