雨谷の庵

[0279] うどんの作成量が減少傾向 (2002/06/08)


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おうどん大会は7月後半の土曜日のいずれかを予定。

なんだかここのところ、すっかりうどんの話題を書かなくなってしまっているが、うどんに
飽きてしまったとかいうわけではもちろん無い。
実は昨年末頃から、作っているうどんの量が徐々に減ってきているという事情があったりもして
ここに書くほどのネタも無いから自然と書かなくなっているだけであったりする。
ちなみに何故に昨年末からうどんの作成量が減少傾向にあるかというと、単に食べる人間の数が
減っているというだけの話である。
何しろ同居人の3人のうち谷川某は、フィアンセ様と出会ってからというもの週末はほぼ全て
フィアンセ様の手料理に舌鼓を打っているわけであるから、拙作のうどんなど眼中に無い。
いくら香川の生まれで讃岐の育ちであるとは言え、郷土が誇るうどんよりもフィアンセ様の
手料理の方が彼にとってご馳走であるということらしい。
彼は既に讃岐を脱藩してしまったのかも知れない。
もう一人の同居人の浜中某といえば、彼もまた土日はアルバイトにせいを出す生活をここ最近は
送っていたりしていたりするのである。
昨年夏に居候を始めてからというもの、半年くらいは働きもせずにぶらぶらと無駄飯を食らい
続けて来たわけであるが、手持ちのオタクグッズを売り払うのにも限界が来たのであろうか、
ようやくアルバイト先にて汗水を垂らしつつ日々の糧を得る甲斐性に目覚めた様子である。
従って浜中某もまた、私のうどんを食べる機会に恵まれない日々を送っている次第ではある。
人間一年もすれば、最初はそれ程でもなかった生活習慣の違いも徐々にそれぞれの人生の
歩みとともに差が開いてくるものであり、3人で侘しくうどんを啜っていたあの当たり前の
ような週末の日々も、今となっては遠い過去の産物となってしまっているとかそういうことに
なってしまっているようである。

一方の私はと言えば、最近とみに親交を温めている彼女の人と遊び歩いているため、週末に
うどんを打つ機会も減ってきているというのが実情である。
もちろん、月に2度程は打っているのであるが、それでも一時期に比べると格段にうどんを
打たなくなっているのは間違いない。
何しろ、最盛期は土日の6食全てうどんだったわけであるから、月に30食近く。1食に付き
15玉揚げていたのであるから、実に450玉程度を月々作っていた計算になる。
今は食べるのが私一人ということもあって、1回1回の量も減っているから、作る量としては
月に20玉くらいだろうか。全盛期からすると約15分の1である。
堕落したものである。こんなことではうどん教徒を名乗ることすらできそうにもない。

ちなみに、彼女の人はあまりうどんを食べないようである。
聞くところによると彼女の人の父の人もまた手打ちうどんを作ることがあるそうなのであるが、
その父の人の作ったうどんにあまり良い思い出が無いとの事であった。
うどんそのものにもあまり執着は無い様で、喉ごしであるとか麺の腰であるとか、讃岐うどん
特有の麺肌の艶やかさであるとか、舌触りのにゅるにゅる感であるとか、そういうことは頭では
分かるらしいのであるが、それが「美味しい」という感覚に結びつかない、とまあそういった
ことのようである。
そう言えば谷川某のフィアンセ様も、谷川某の実家表敬訪問の折、本場にて「山越」のうどんを
食べに行ったらしいのであるが、あまり感動することも無かったとのことであった。
私などは「山越」のうどんに思わず感涙を流しそうになったクチであるから、谷川某の
フィアンセ様の無感動ぶりには少々驚きを禁じえない。
ともあれ世の中には、うどん好きな人とうどん好きで無い人の二種類が存在しているので
あるなぁということだけは覚えておいた方が良いのかも知れない。

とまあ上記してきたように、現時点での私のうどん環境はこういった感じでやや逆風気味で
あったりする次第である。
しかし、だからといって私のうどんに対する情熱が冷めてしまったというわけでは決して無い。
私は、いつの日か自分自身でも納得のいくうどんを自ら作り出すべく、日々精進を重ねて
いたりするのである。
今日はその成果についてご報告しておこう。

○麺切り台の導入

 今までは麺切り包丁でストンストンと手切りしていたのだが、それだとどうも切り幅が
 安定しないので、思い切って麺切り台を導入することにした。これは付属の包丁の上げ下げの
 高さによって、切り幅を一定に保つことが出来るという優れもので、手打ちのプロでも
 大抵は使っているらしい。ただ、使い慣れるまでには少々練習が必要なようで、現在の私の
 腕ではまだ、手切りの時とあまり変わりが無い。

○緑あひるの導入

 今まではそこいらで市販されている一番安い薄力粉で作っていたのだが、それだとやはり
 麺の質に限界があるようなので、思い切って以前にも書いた讃岐うどん専用の小麦粉、
 「緑あひる」を導入することにした。通販のことを色々教えて頂いたしゃあさん、
 有難うございます。この緑あひる、使ってみれば分かるが非常にきめが細かく、
 水に良く馴染む。ただ、今までの粉とはまた違った配合にする必要があるのか、今のところ
 前の粉で作った方が美味しかったりもする。

とまあ、このように成果が出ているのか出ていないのか良く分からないことになっていたりも
するが、それはいつものようにご愛嬌ということでご勘弁頂きたいものである。
取りあえずの目標は、麺切り台で華麗に素早くうどんを切るようになることと、緑あひると
水とのベスト配合を見つけることであろうか。
そしていずれは、彼女の人の父の人にうどん勝負の挑戦状を叩きつける予定である。
首を洗って待っていろ父の人。ふはははは。<違います。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓