雨谷の庵

[0211] 駄目アメリカ人でも吃驚 (2001/11/15)


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信じてちょんまげ。

実を言うと、私はマンガが大好きである。
何しろマンガ好きが高じて自分でもマンガを描いてしまうくらいである。
え?どんなマンガを描くかって?
それはもちろんロリぷにペタつるな幼女のま(9文字略)こでブチ抜いて中出しまくり。
嘘ですが。
嘘ですって。
・・・・。
それはともかく。
これ程までにマンガを愛してやまない私ではあるが、実際に読んでいるマンガの
全体量は、それほど多いというわけではない。
本当に。
本当ですって。
・・・・。
それはともかく。
ということで、今日はマンガの話をしよう。
まずは比較としてアニメについておさらいしておこう。
前に書いたが、アニメは地上波/衛星放送を含めて週に約60本が放映されている。
番組改編とかが平均的に行なわれたとしてこれを年間ベースに換算すると、
約3000本のアニメが放映されていることになる。
また、オリジナルビデオアニメというのもあるし、映画というのもあるので
それらを多めに見積もって500本としても、1年間に我々が目にするアニメは
3500本程度ということになる。
さて、時々耳にする話として、アメリカ人はまず日本のアニメを見て日本発の
コンテンツに興味をもち、やがてそのアニメの原作としてマンガを読むように
なった時、その量の多さに愕然とするらしいというものがある。
ということで、アニメに比べてマンガの本数がどの程度なのかを調べてみよう。
まずは現在出版されているマンガ専門雑誌をしらみつぶしに取り上げ、
それを刊行間隔別に集計してみた結果は、以下である。

 刊間隔 雑誌数 総冊数
 ------ ------ ------
 週刊  14   672
 隔週刊 27   648
 月刊  306   3672
 隔月刊 95   570
 季刊  46   184
 年2刊 48   96
 年刊  165   165

ちなみに総冊数はそれぞれの雑誌数に、発行回数(週刊なら48、月刊なら12など)を
かけたものである。
意外と月刊が多いなぁと思うかも知れないが、週刊誌は少年向けのものしか
存在しないのでこういった結果となる。
少女向けやオトナ向け雑誌にはそもそも週刊誌はなく、月刊が大部分を占めているのだ。
さてこれらを合計すると、1年間発行される雑誌数は701、
総冊数は6007冊ということになる。
ちなみにこれらをすべて買った場合、年間約250万円が必要になる。
私の月のお給料の約10倍以上。恐ろしい金額だ。
さらに、これらの雑誌1冊につき、平均して20本のマンガが掲載されていると
仮定すると、年間に我々が目にするマンガは実に1万2000本あまりという
気の遠くなるような数に上ることが分かる。
アニメの約3.5倍。
これは確かに、いかにディープでオタクな駄目アメリカ人でも吃驚することであろう。
私も驚いたし。

ちなみにこのデータについて、想定読者層の内訳を見ると、こんな感じになる。

 想定読者層  雑誌数 総冊数
 ------------ ------ ------
 男性/子供向け 194  2374
 女性/子供向け 287  1596
 男性/大人向け 156  1576
 女性/大人向け 64   461

少年誌や青年誌はまとめて男性/子供向けとした。ギャンブル関係誌もそこに含まれている。
女性/子供向けにはホラーやミステリーも含んでいる。
男性/大人向けというのはつまりその例によって例の如くなので
深く突っ込まないで頂きたい。
女性/大人向けには、ちょっと言い難いことだが、耽美/レディースコミックおよび
ボーイズラブといったジャンルをまとめてみた。
これを見て分かるのは少年誌というのは意外と少ないということだろうか。
むしろ雑誌数としては少女誌の方が多い。
これは少女誌には季刊や年刊といったものが多いためで、総冊数で見れば少年誌の方が
上回っているのはそのためである。
私的に少し面白いなと思ったのは、男性/大人向け、要するにエロマンガの総冊数と、
少女誌の総冊数がほとんど同程度だといったところだろうか。
また総冊数ベースで見て、エロマンガの男性向けの中で占める割合が約40%で
あるのに対し、女性向けに占める割合は約22%と、比較的低いものに留まっていると
いうのも何か暗示的で良い感じを醸し出している。
それにしても男性向けエロマンガにはジャンルなどという妙なものが見当たらないのに
対し、女性向けのそれには最低でも3つのジャンルがあるというのは、一体ぜんたい
何を示唆しているのだろうか。興味は尽きない。

以上、雑誌数と総冊数という指標を取り上げてみた。
ちなみに、実際の社会的影響力は発行部数に依存するだろうから、少年誌と他の
雑誌とではもっと大きな差があることになるだろう。
そちらの方が、我々が抱いている実感に近いかも知れないが、そういった
流通サイドの情報はネットで検索してもあまり出てこなかったので
今回は残念ながら取り上げていない。
さらに、今回はマンガ専門雑誌に限定して話を進めたが、世の中には新聞や、
他の情報系雑誌にも4コママンガや連載マンガという形態で数多くのマンガが
出回っているので、それらを合わせると把握するのも難しいくらいの状況になることは
お分かり頂けることだろう。

ちなみに、私がコンスタントに読んでいるマンガは、週刊ベースで約20本、
月刊ベースで約5本に過ぎない。
年間の総本数に換算すると、1000本余り。
実に、出まわっているマンガの総数に対して10%以下という低さである。
アニメの場合約25%弱をカバーしているから、こうして比較するとマンガを
広く読み漁ることの難しさが伺い知れようというものである。
さて。
今日はそんな私の数少ない愛読マンガの中から、最近特にお勧めしたい、もしくは
これはちょっと見逃せないといったものを今日はご紹介してみようと思う。
と、思っていたのであるが、どうやら前置きが長過ぎて紙面が
尽きてしまったようである。
残念ながら今日のところはこれまでということで。
え?本当はマンガを紹介する気なんて無かったんじゃないかって?
いえいえ。もちろん、金色のガッシュとかエイケンとか
バンバン紹介するつもりでしたとも。
本当ですって。
・・・・。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓