雨谷の庵

[0182] 漢字で書けば松茸 (2001/09/07)
※松茸雑文祭?


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キノコが好きで好きでたまらないというキャラクターというのはどうだろうか。
いつものことながら何をいきなり声高に主張し始めているのかというと、物語を書くときとかに
その人物の特長を何か考えないといけないときとかがあるのだが、そういうときの話である。
あ〜、なんか物凄く回りくどいのでもっとありていに言ってしまうと。
どんなキャラクターがギャルゲーに出てきたら萌えますかね?
とまあいきなりそっち方面の話にする訳であるが。
で。
何気になぜこんなことを私が考え始めたのかというと、食べ物の好き嫌いというのが
ギャルゲーにおいては重要な萌えどころなのではないかという主張を行なう者が知り合いの
一人として存在しているからである。
彼、曰く。
例えばKan○nというゲームがある。
何気に伏字が全く機能していないのは気のせいとかそういう奴なのでそこは一つ。
このKan○nというギャルゲー、実に食い意地の張りまくったゲームで、攻略対象となる
キャラクターすべてが何らかの食い物に対して一種異様な執着心を持っていたり
するのである。
ストロベリーサンデーを毎日食い漁るヤツとか。
牛丼に命をかけているヤツとか。牛丼教なのか。
冬であるにも関わらずアイスクリームを主食にするヤツとか。
肉まんさえ与えておけば機嫌が良くなるヤツとか。まるでそれでは犬ではないか。
しまいにはタイヤキを食い逃げすることを生甲斐にしているとかそういうとんでもない
ヤツもいる始末である。
ところがこのKan○n、ギャルゲー業界では化け物と呼ばれるゲームの一つで、未だに
人気の高いことこの上なかったりする。
そしてこのゲームの例を以って、その私の知り合いの一人は「ギャルゲーのキャラに
食べ物の好き嫌いの設定は不可欠」と断じているとかそういうことなのである。

ということで冒頭の「キノコ好きキャラ」について検証して見よう。
キノコと言っても世間には沢山のキノコがあるわけで、それぞれを個々に検証してみたいと
思う次第である。

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○シイタケ大好き

何しろキノコの代表格と言えばシイタケに決まっている。
栄養面でも価格面でもバランス良く、庶民的な親しみ易さも抜群ではないだろうか。
そんなシイタケが好きなのは椎名竹子ちゃんである。
幼馴染の同級生、成績優秀ながらも家庭的でおっとりとしていたりするのだろう。
何気に和風なイメージ満載である。

○マツタケ娘

何しろキノコ、特に秋の味覚といえばマツタケと相場は決まっている。
栄養面ではかなり見劣りするがその風格と風味は他のキノコの追随を許さない。
漢字で書けば松茸の名の通り、松竹梅で言えば最上級。
そんなマツタケ大好きっ子が松田貴姫様である。
学園の理事長の娘でお金持ち、生徒会長で眉目秀麗文武両道のパーフェクト。
只ちょっとだけ性格に問題があるとかそういうのが良さそうだ。

○エノキ最高

キノコはキノコでもぱっと見にはまったく別のシロモノに見えるのがエノキの特徴であろうか。
食材としても主役を張ることは滅多にないエノキだが、その名脇役ぶりは見事と言う他ない。
そんなエノキの魅力にとりつかれているのは榎木津涼クンである。
運動神経抜群でちょっぴり男勝りな性格が災いして周りからは男女扱いを受けて
しまっていたりするのだ。
体操着にはやっぱりブルマだろう。

○やっぱシメジ

シイタケやマツタケほどの知名度にはかけるものの、ちゃんと料理のイロハを知る人ならば
やはりキノコと言えばシメジとなるのではないだろうか。
そんなシメジを愛してやまないのは四目路綾奈さんである。
放課後には必ず図書館でその姿を見かけると言っても過言ではない彼女は読書家で眼鏡っ子。
無口で根暗なヤツだと普段は世間に誤解されているが、実はその分厚い眼鏡を外すと
激美人だったりする訳だ。

○謎のエンリギ

店先に何やら見慣れない物が並んでいるかと思えばエンリギである。
っていうか、何だよエンリギって。食えるのか。
そんな謎の食材に異様な執着心を持つのは円律紀センパイである。
いつも何を考えているのか全く分からない無表情で、口を開く度に常人には全く理解不能な
セリフをばらまくのである。
放課後には謎の部活動でミステリアスワールドに突入するのだ。

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ああ、なんだかマトモな設定になってきたような気がするのは私だけなのであろうか。
何気に学園ラブコメディ調の設定になってしまっているが、それは単なる私の趣味なので
放っておいて頂きたい。
しかしこういうキノコ好きばかりのギャルゲーというのも良いかも知れない。
食事のイベントの度にキノコが登場するというのもちょっとどうかと思うが、それはそれで
斬新なのではないかとも思わないではない。
いっそのこと学園全体の設定もキノコがらみにしてしまえば、世界観に統一感が出て
よりグッドであろう。
そうすると、舞台はバイオ系の専門学部か何かになるのだろうか。
そこできっと、悪の教授が悪のキノコを極秘裏に開発していたりするのだ。
主人公とかはふとしたことからその実態に気づき、真相に迫ってしまったりするのだ。
暴走する悪のキノコ。
数々の危機を乗り越えて追い詰めた悪の教授の口から明かされる驚愕の真実。
果たしてこの絶望的な状況で主人公が下した意外な決断とわっ。
誰もが予測し得なかった終結を今あなたは目にすることになる。以下次号っ!
・・・いや、続かないけど。

と、ここまで書いてきて私はあることに気がついた。
そういえば居たではないか。キノコの好きなキャラクター。
キノコが好きで好きで堪らず、家族に内緒で地下にキノコ栽培のための設備を
作ってしまったりするとんでもないヒロインが。
その名はナウシカ。だめだ。アレには勝てない。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓