雨谷の庵

[0170] 政党別参議院選挙の楽しみ方2001 (2001/07/18)


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社会派雑文?

さあて。いよいよ選挙なのであります。
ナニが選挙かって、参議院が選挙だったりするわけなのです。
これは大変なことなわけです。
ナニが大変かっていうと、何しろ参議院は国会とかいうわけだからそれはもう
当然大変なわけで、猫も杓子も参議院参議院と騒ぐから夜も眠れないありさまなのです。
ウソだけど。
それはともかく。
白状してしまいましょう。
私はこの選挙というものが大好きだったりするのです。
選挙だけで三度の飯が美味しくなってしまう程なのです。
選挙と聞くともうそれはミコスリハンとかそういうことと相場が決まっているのです。
この選挙の力さえあれば、あなたも私も今日からもうモテモテ、見る見るうちにウハウハの
人生が待ち受けまくってしまいます。
ちょっと違うけど、まあそんくらい私が選挙のことを愛していると思って頂ければそれで
オッケーです。万事丸く収まるメデタシメデタシ。

選挙の何がそんなに好きなのかと、時々愚問を投げかけられてしまうのですが、
私には選挙の楽しさが分からない人々の方がかなり疑問な存在なわけです。
だって、選挙ですよ?選んじゃったりするわけですよ?
普段は偉そうに国会議員様でぇべらんめぇとか虚勢張っていらっしゃる連中が、
この期間だけは我々選挙権を有する人々に対して全くの無力と化すわけなのです。
この時ほど彼らに公僕の何たるかを思い知らせるに絶好の機会は他にないでしょうとか、
そういうことな訳なのです。楽しくないわけがないじゃあありませんか。
と、いうことで。
今回はその選挙というものの正しい楽しみ方を政党別に解説してみようと
思ったりしたわけです。
楽しみ方については選挙前/開票中/選挙後の3通りがあるので、それぞれ詳しく
解説することを試みてみました。
あと、選挙の初心者の諸君にも分かり易いように、各政党毎の特長も軽く書いて
あったりします。
ん〜、まさに懇切丁寧とは私の為にあるような言葉だなぁ。えへえへ。
それでは行ってみましょう。
題して「政党別参議院選挙の楽しみ方2001」です。
ああ、ちなみに。
私は特定の政党支持を持っていますがここは読者の印象を公平に保つため、なるべく
公平にどの政党も褒めちぎってあります。
もし嫌いな政党について私の書いていることが気にくわなくても、
抗議とかそういうのは勘弁して下さい。
ああ、あと。
今回は紙面の都合でメジャーどころの政党しか扱ってないので、そこのところも
予めご了承下さい。
自由連合とか二院クラブとか、結構面白いんだけど今回はパスだったりします。
本当は全部挙げたい所なんですが、比例代表には結構な数の政党がエントリー
するからなぁ。

[現在の参議院の勢力分布]

 自由民主党 114
 公明党 24 138
------------ ---
 民主党 58
 共産党 23
 社民党 13
 無所属の会 6
 自由党 5
 二院ク・自連 3
 さきがけ 2 110
------------ ---
 (所属なし) 3

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[自由民主党]

現時点で最大勢力を誇る政権党。古き良き日本の伝統的な政治家を多数擁しており、
農村や地方の商工会関係では無類の強みを持っている。
かつては単独政権を維持するほどの強権ぶりを謳歌していたが、現在は公明党と
保守党とで連立政権を形成している。
今回選挙では小泉内閣の高支持率をバックに何処まで都市部やサラリーマン世帯に
食い込めるかが見所。

○選挙前

もちろん、今回の同党の注目は小泉首相である。
首相がどこでどんな演説をするのかで、どの選挙区が激戦区なのかが分かる。
恐らく民主党/自由党と競り合う地方か、共産党の強い都市部を中心に演説するものと
思われるが、首相はなにかと変わり者なので予断は許されない。

○開票中

実は開票中の自由民主党はあまり面白くない。選挙区枠では比較的早々と当選を
決めてしまうし、比例区でも順調に議席を確保するからだ。
唯一、過半数の確保云々だけが話題になるのもこの党の特徴。
ただそれよりも、他の党の議席の足し算の方が面白い。

○選挙後

恐らく今回は同党の大勝となるので、その直後は見ていてもあまり面白く無い。
むしろ注目すべきは無所属や他党として当選した人々のうち、何人が
同党に吸収されるかというところだろう。
特にさきがけがどうなるのかはかなり注目である。

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[公明党]

古くは日蓮上人に端を発する、由緒正しき政治団体。破門されていたりするのは
単なるご愛嬌なので気にしてはいけない。意外にも近代政党としての特長を備えており、
特に支持母体の組織力には定評がある。
以前は自由民主党と犬猿の仲であったが現在は連立政権内の良きパートナーとして
足並みを揃えている。
今回選挙でもその持ち前の組織力を活かした選挙戦略で、現有議席にどこまで
上積みできるかどうかが見所。

○選挙前

選挙前の同党は、不気味なほど穏やかである。一体いつどこで選挙活動を
しているのか分からないというのが特徴といえば特徴。
実際には組織力を活かして地道に活動しているのであるが、素人目にはなかなか
分かり難い。
ただ、慣れてくるとかなり見所満載なことをやっているので、目が離せない。

○開票中

同党の特徴は都市部であっさり早々と現有議席を確保してしまう点である。
現有議席を減らすことはまず無いだろう。
比例区でも順調に議席を確保するその手際の良さには定評がある。
深夜を待つまでもなく党の趨勢が決するので、初心者向けと言えるだろう。

○選挙後

選挙後の同党もまた、淡々としている。今回の場合、小泉人気だけでの勝利では無いと
いうことをコメント中で強調するものと思われるので、その内容が楽しみである。
あまり見所の少ない同党だが、やはり慣れてくると色々と面白い点に気づくので、
マニア向けといえばそうなるのだろう。

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[保守党]

自由民主党とは別行動を採ることで自らの主張を世に問おうという新鋭の政党。
政策傾向や体質は自由民主党と全く同じであるので、長所も短所も良く似ている。
ただしこうした別行動を取れるのは、個々の議員が地元で絶大な支持を受けていて、
党組織に依存しなくても独力で選挙に勝てるからであることを忘れてはいけない。
保守党は衆議院での活動が主なので、今回選挙でどのような行動を採るのかは
分からないが、1議席でも取れるかどうかというのはマニアとしては見所である。

○選挙前

保守党の場合、単独で選挙区枠で当選するのはかなり困難であるので、主に
比例区をターゲットに絞った戦略を採るものと思われる。
あとは、どの選挙区でどの党と協調するのかというのも一つの見所かもしれない。
まあ参議院での同党は今一つパッとしないことは事実だろう。

○開票中

何と言っても、議席を獲ることができるかどうかが見所である。
私的には比例区で2議席程度確保するのではないかと思っているが、
それも決するのは深夜近くになるだろうから、なかなか目が離せそうに無い。

○選挙後

選挙後の見所は、自由民主党の議席数の程度によって変わってくる。
一番極端な場合には自由民主党への合流というシナリオもあるが、今回は
参議院ということもあり、そういう動きはあまり顕著にはならないだろう。
もし自由民主党が大敗を喫した場合には同党の動向が注目されるはずであるが、
今回はそれもなさそうではある。
いずれにしても、選挙後の与党の中では一番見所の多い党といえるだろう。

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おっと、残念ながらここで紙面が尽きてしまいました。
まあ与党3党をちょうど紹介し終わったことですし、今日はここで筆を置きます。
次回「政党別参議院選挙の楽しみ方2001・野党4党編」。
乞うご期待。
・・・って、続くんかい。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓