雨谷の庵

[0163] ぢ塗られた歴史 (2001/06/19)


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あなるへぶん。

そもそも、ぢは長い間の御友達だったわけだ。
最初に自分がぢだということに気づいたのは、中学生の頃だったろうか。
出血で便器血まみれ。きゃ〜。
自分でもかなり驚いた記憶があったりする。
こ、こ、こ、これが世に言う初潮とかいうやつか?
そういうお決まりのボケも忘れてはいけない。
もちろん一人ボケなので、あとで一人ツッコミを入れる必要がある。
何言うてんねん、俺、男やんけ。
まあ、こんなところだったような気もしないではない。
こう書くとなんか呑気な光景が脳裏にまざまざと浮かんで来てしまうが、
実はそんなにのんびりとしていた訳ではない。
なにしろ便器血まみれだ。きゃ〜。
水洗トイレだったので、真っ赤な液体のなかにぷかぷかと黒い排泄物が。
・・・お食事中の方、ごめんなさい。
今日はこんなネタです。
飯食った後にまたどうぞ。
・・・って、来るわけないか。

まあそれはともかく。
という感じで、何気に私はぢの人である。
ぢとの付き合いがあまりにも親密過ぎたので、手術までしてしまったほどだ。
世の中に恥ずかしい手術というのは3つあると聞いているが、これでもう
2つもクリアしてしまっているとかそういうことだ。
ちなみにあとの二つは包茎手術と蓄膿手術だそうだが、そのどちらを既に
クリアしているのかについては読者諸兄のご想像にお任せしよう。
任せられても困るという苦情はこの際却下である。
私は、自らの恥ずかしい体験を人様に堂々と語り尽くしてしまうような、
マゾ的な嗜好の持ちあわせはないので、そこのところは了解頂きたいものだ。
・・・とか言いながら、ネタが尽きたら書くんだろうな。<駄目まっしぐら。

まあ、それもともかく。
こういう私のようなぢ人生を送っている人々にとって、まさ福音となった
ものが在ることを貴方はご存知であろうか。
それは、水流式洗肛機器である。
水流式洗肛機器、つまりあの、洋式の便座に取りつけることで、お尻を、
もっと詳しく言うなら肛門(きゃ〜)を洗浄してくれる、あの装置である。
ぢ疾を予防するために心がけねばならないことは多々あるが、
その中に以下のようなものがある。

・肛門を不潔にしてはいけない

不潔にしておくと「アナぢ」になりやすいのだ。嗚呼怖い。
しかしこれは困る。
なにしろ、肛門である。
人体の中でもっとも不潔な環境に晒されている部位であると言っても過言ではない。
排便後の後始末として人類が長い間採用してきた方法に、紙でケツを拭くという
ものがある。
これにより、肛門の清潔は保たれてきたとかそういうことなのだ。
しかしこの方法では、もう一つの禁忌に抵触することになる。

・肛門を充血させてはいけない

さらに、使用している紙の質が劣悪であった場合、以下の禁忌にも抵触しかねない。

・肛門を傷つけてはいけない

肛門を充血させると「イボぢ」になりやすく、
肛門を傷つけると「キレぢ」になってしまう。嗚呼怖い。
つまり、古来からの手法を採用しつづける限り、我々人類は「アナぢ」を選ぶか、
「イボぢ」「キレぢ」の恐怖に怯えるかの2択を迫られていたとか、そういういこと
だったのである。
なんと悲しき運命を、人類は背負っているのであろうか。
宿命に逆らう事など出来ようはずもなく、いままでに何十億もの人々がケツから血を
垂れ流し続けてきたに違いない。
大地は人々のぢ塗られた歴史によって赤く染まっているのだ。

しかし、科学は常に勝利するのである。
水流式洗肛機器。素晴らしい。
リリンの創りし中で、最高のものだと賞賛すべきである。
肛門の充血や傷つきの危険を犯すことなく、その清潔を維持する事ができるのだ。
これで我々人類は2択の宿命から解放されたのである。

ということで、導入したわけである水流式洗肛機器。4万円。
まあ、引越しのついでとかそういうことである。
前の下宿には便所の中にコンセントがなかったので諦めていたのである。
仕方が無いので、私は自宅ではウンコをしなかったとかそういう過去もあったりする。
会社が幸いにも水流式洗肛機器を導入していたので、毎朝会社でウンコしていたのだ。
だが、今度の下宿には便所にコンセントがあるのである。素晴らしい。
これでばっちりである。ウンコ野郎のそしりも、今日までである。
購入して早速取りつけ。
水道周りの工事も自分で出来てしまうらしい。結構簡単。
さあ、いよいよ電源を入れてテストしてみようではないか。
ポチッとな。
・・・・
おいおい?動かねぇぞ。
コンセントに電源プラグは入ってるな。接続も問題ない。
・・・と思ったら、どうもこの便所の中のコンセント、死んでいるようである。
ダメダメである。
仕方が無いので、近くの洗面台から延長コードを引っ張ってきてテスト。
今度は動くな。
人類が宿命を超越した瞬間である。

しかし、この便所の床に長々と横たわる延長コードはどうしたものだろう。
人類の科学にも限界があるとかそういうことであろうか。
科学の道は険しい。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓