雨谷の庵

[0142] A3も印刷可能 (2001/03/21)


[Home]
ロール紙の使い道が今一ワカランです。

そういえば、ウチの家族で最初にプリンタを買ったのは父で、それはPC9801VXとかいう
パソコンのためのドットプリンタだったのだと思う訳である。
プリントするための用紙もただの紙ではなく、端っこに穴の開いた用紙だったような
記憶があったりする。
ドットプリンタだけにかなり音が五月蝿く、深夜などにプリントアウトすると部屋の中に
その音が響き渡って冷や冷やしたものである。
そういえば、印字するのにはインクリボンとかいう何だかカセットテープのような物体を
使っていたようにも思う。
使っているうちにだんだんと色が抜けてきて、終いには音はすれども字は写らずといった
ことになってしまうのであるが、私などは印字できるぎりぎりまで使い倒していたような
気がしないでもない。
実際のところ、当時そのプリンタを使っていたのは私一人であったような気もしないではない。
母は当時文豪ミニとかいうワープロ専用機を使っていて、それはプリンタ一体型であった
から当然そのプリンタは使わなかった。
購入した本人である父はもっぱらデータ入力にパソコンを用いており、必要な印刷物は
職場で出力していたようなので、家に設置したプリンタは使う必要が無かったのだろう。
私はと言えば、当時から漫画やら小説やらTRPGやらといったオタクっぽいものに
手を染めており、その関係上パソコンをワープロとして使用することが多かったため、
必然的にそのプリンタを酷使することが多かったとかそういうことになる。
原稿用紙にして100枚程度の文章を一晩かけて打出すという暴挙も、
今では若気の至り的な思い出の一幕である。

2番目にプリンタを買って来たのは他ならぬ私である。
前述していたように、プリンタを使い倒していたのは私一人であったのでそれはまあ
当然の成り行きとかそういう事である。
そもそも当時、学生だった私はオタク的活動に拍車がかかっており、毎月コンスタントに
何かしらプリントアウトする作業を抱えていた。
あとは、イラストなどをワープロに埋め込みたいとかいう、結構贅沢な野望も持って
いたりしたので、PowerMac7500とかいうパソコンを購入すると同時にプリンタも
購入したのであった。
ちなみにその時には恐れ多くもスキャナも購入しており、そのスキャナはいまでも現役
バリバリで使っている次第である。
それはともかく。
当時はようやくカラーのインクジェットプリンタが普及し始めた頃で、印刷画質や
色味も全然写真とは比べ物にならないような代物であった。
それでもカラーでの印刷は年賀状以外ではあまり使わなかったので、さして問題は
感じなかったような気もする。
そもそもカラーの高解像度画像は当時の愛機には少々荷が重かったので、
面倒臭がり屋の私はそういったことに凝らなかっただけかも知れない。
そうしたこともあってか私の用途は主にモノクロ印刷で、
ひたすらワープロの原稿を印字することであった。
ようは文字さえきっちりと出力されればそれで満足していたのである。
そのプリンタでは普通のA4/B5用紙を印刷に使えたので、当時の私にとっては
かなり有り難かった。
音も前に使っていたものよりは各段に静かで、深夜遅くまで文章を出力させることも
多かったように思う。

その後、私はそのプリンタを抱えたまま実家を離れ、今に至る訳である。
この間、プリンタはほとんど使用しなかったと言っても過言ではない。
オタク稼業はエスカレートする一方であったが、不思議なことに何故かプリント作業
とは縁遠かったのが原因である。
漫画の写植を止めてしまったのも一因かも知れないが、それ以上に私的に書き下した
文章を印刷することなく気軽に公開できるようになったことが大きいような気がする。
もちろんそれはここ雨谷の庵のことに他ならない訳であるが、まあそれはまた
別の話なのでここでこれ以上のページを割くことは手控えよう。
一方実家の方では何年か前にワープロ専用機からパソコンに全面移行しており、
その際にプリンタを導入しているとのことである。
しかも母はかなり頻繁にプリントアウトする人なので、1台目のプリンタは既に
使い潰してしまったとのことである。
今は2台目が導入済みらしい。

ということで、プリンタを買い替えましたとかそういう事である。
何しろ5年以上前のプリンタである。
この前の年末に年賀状を出力しようとしたら赤色以外の色が出なくなっていたとかいう
プリンタとしてちょっとどうかと思われるようなことになっていたので、
この際買い替えようと決意していた次第である。
真っ赤な年賀状を受け取ってしまった方、単なる嫌がらせなので気にしないように。
それはともかく。
実は以前からレーザープリンタが欲しい、ついでにそれはネットワークプリンタにしたい、
MacintoshでもWindowsでもLinuxでも共有させたい、とかなんとか結構欲張りな
要望を持っていたりしたのでかなり予算的には気合を入れて、プリンタの選定作業に
臨んだ次第である。

徳田「あの、このレーザープリンタ、欲しいんですが」
店員「こちらですね。ちなみに、画質はあちらのインクジェットのものより落ちますが、
   それでも問題ないですか?」

え?そうなの?
私が以前にプリンタを買った時には「画質と速度はレーザープリンタ、価格はインクジェット
プリンタ」とかいう感じであったと思うのであるが、近頃はそうでは無いらしい。
もちろん印刷速度面では相変わらずレーザープリンタがダントツで速いのだそうであるが、
こと画質ということになると、特にカラーではインクジェットプリンタの方が綺麗なのだと
いうことらしい。
会社とかで多人数で共有する環境で、グラデーションを多用しないグラフなどを
出力するだけの使い方なら、レーザープリンタはランニングコストも安く魅力的な
選択肢だが、こと個人用、しかもCG出力がメインということになると、
レーザープリンタはお勧めできないということのようだ。
あとはネットワークプリンタとして使えるかどうかであるが、それは別途で
ネットワークサーバを購入すれば問題解決なので気にする必要はなさそうとのこと。
ちなみに件のネットワークサーバ、お値段だいたい8000円程度で入手可能である。
私の心は即座に改心したとかそういう事である。
なにしろレーザープリンタとインクジェットプリンタとでは本体価格が10倍近く
違ったりするのである。
やはり安いに越したことはない。
もともとの予算にかなり余裕が出来たので、インクジェットプリンタとしては結構
高スペックのものを購入した。
A3も印刷可能なナイスガイである。

ということで、早速A3で印刷した自作セリオポスターを某イベントに持ち込んで
みたりとか既に大活躍である。
次なる野望はアイロンプリントで自作Tシャツを作るとかそういうことかも。
ああ、なんだか更に拍車がかかってしまいそうな今日この頃である。
「もうかかってるだろ」とかいうツッコミはこの際却下。しくしく。

雨谷の庵は今日も雨。
< Back |List| Next >
管理者:徳田雨窓