雨谷の庵

[0119] 流石はコスプレ居酒屋 (2000/11/17)


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また行きたいですね。

コスプレ居酒屋というものがあったとしよう。
ここで一つ問題になるのが、誰がコスプレをするのかということである。
だいたい、大きく分けると2つの形態を考えることが出来る。

A. 客がコスプレをする。
B. 店員がコスプレをする。

取りあえずAだとしよう。
何しろ客がコスプレをするのである。
ちょっと異様な光景ではないか。
しかしその場合、客のコスチュームは誰が用意するのかという問題も有る。

A. 客が持込する。
B. 店で用意する。

取りあえずAだとしよう。
何しろ客がコスチュームを自前で持ち込むのである。
それはもう思い思いのコスチュームなのである。
ちょっと異様な光景ではあるまいか。
しかしその場合、客はどこでそのコスチュームに着替えるのかという問題が浮上する。

A. 客はコスチュームを着てくる。
B. 店で着替えの場所を用意する。

...取りあえずここもAだとしよう。
何しろ客は思い思いのコスチュームを着てやってくるのである。
これはちょっとどうかと思う次第である。
コスプレ居酒屋を訪れる人々の列は、既にして人外魔境の様相を呈しているのである。
異様な光景というものもおそらく度を越してしまうのではないかと、突然な不安に
さいなまれて夜も寝られやしねぇとかそういう事になりかねない。
睡眠不足が危険なピンチである。
ということで、A-A-A案はここで却下である。

A-A-B案はどうか。
客が持って来たコスチュームを店の中で着替えるのである。
異様な光景であることに違いはないが、ちょっとどうかというような事態には
ならないような気もしないでは無い。
...面白くないな。却下である。

A-B案はどうか。
店が用意するコスチュームを、客が着るのである。
勿論この場合は店の中に着替えるための場所を用意しておかねばならぬところであろう。
店が用意するコスチュームには各種が取り揃えられているのであるが、
やはりここは数に限りがあるであろう事に注意すべきであろう。
人気のコスチュームは早めに品切れとなってしまうのである。
ToHeartの制服とか、Airの制服とかは要注意だ。
店側も対応に苦慮するところであろう。
しかし良く考えるとアレであるな。
自分が着ようとしているコスチュームを、どこの誰とも知れないおっさんが
先に着ていたかも知れないとか、あまつさえそのおっさんの股間がテントだったりとか、
パンツは恥ずかしい染みだらけだったとか、腋毛は謎の液体でネトネトだったとか、
頭は禿まくっていたりだとか、そういうことを考えてしまうと途端に
着るのが嫌になるであろうと思われるである。
ヤメヤメ。却下却下。

するとやはり、客がコスプレをするというこの1点が間違っているのではないかとか
そういう事であって、ここは当然店員さんがコスプレをしているから
コスプレ居酒屋なのであろうとかそういう結論に至ってしまうわけなのである。
では実際にはどうであったのか。
実は東京は神田の駅の近所に、件のコスプレ居酒屋というものが存在することを
最近になって知った。
コスプレ居酒屋である。
居酒屋なのにコスプレなのだ。
...いいではないか。
これは是非とも行かねばならぬと、一念を発起させたりなんかして臨んだ次第である。
もちろんこの一念というものが、学術的な興味に基づいた純粋な念であることは
言うまでも無い。嘘っ。

それはともかく。
とにかくそうした邪念満々の呈で行って来た訳である。
なるほど、店員さんがコスプレしていたのである。
流石はコスプレ居酒屋、その名に恥じぬだけの行状であることはこの目でしかと
確認させて頂いた。
店内での写真撮影も本人の了解を得ていれば可であり、客のほとんどが手に手に
カメラを持っていた。
これは他の居酒屋ではちょっと目に出来ない光景かもしれない。
ToHeartの制服とか、Airの制服とか、さくらちゃんの制服とか、私的にとても
オッケーなノリであったので、邪念もことに満足げな様子であった。

それにしてもアレだ。
ナゼユエに日曜日だけコスプレなのか。居酒屋の経営者よ。
日曜の夜などに居酒屋に行ってしまうとなると、次の月曜日には
二日酔い大爆発であるのは必至とかそういうことである。
今後は金曜日と土曜日にもコスプレであることを行なうよう、
私は切に要望する者である。
そんなこんなで月曜日に私が二日酔いで会社をサボったなどと云うことは、内緒である。
誰にも喋ってはイケナイ。黙っていれば、バレはしない。

...なら書くなよ徳田。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓