雨谷の庵

[0109] 日本メダル倍増計画 (2000/10/05)


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なにしろコメ国とかもバスケットでヤっていることなのです。

オリンピックの話をしよう。
何しろオリンピックである。
4年に1度のお祭りである。
ということは、雑文のネタ的にも4年に一度の希少ものであるとかそういうことである。
ちょっと待ち給え、オリンピックはオリンピックでも、冬に開かれる冬季オリンピックとか
いうものも在るので、2年に一度のネタの間違いではないかというツッコミも
聞こえてきそうであるが、そんなことは気にしてはいけない。
だいたいアレである。
このサイトの雑文が2年後に世界のどっか知らんような場所で開かれるのであるかもしれない
冬季のオリンピックとやらまで、更新され続けるなどということはちょっと考え難いことで
あるのは少し脳味噌をひねってみれば明々白々な予想予測推論結論であるからして、
気にする方が可笑しいと言うか、間抜けさ加減大爆発なのであると断じて問題無い。
...ってゆ〜か、それなら4年に一度じゃなくて一生に一度の間違いじゃないのか徳田。
ハレー彗星みたいなものかオリンピック。

それはともかく。
何故にいまさら終わっちまったオリンピックの話を蒸し返そうとしているのかを疑問に
思った方がもしかすると居られるかもしれないので解説すると、それはこういうことである。
日本のメダルは18個。
アトランタの時よりは多かった。
オリンピックが終わった今、上記のようなた論調をニュースやら新聞やら雑誌やらで
頻見することができる。
つまりはこういうことである。
日本とかいう我々が所属しているところのちっぽけな島国は、オリンピックとかいう
かなり一生に一度もののイベントにおいて、たったの18個しかメダルをもらえなかった
とかそういう厳然たる事実を、これらの論調は物語っているのである。
18個である。
ちっぽけな島国とは言え、日本には約1億人の人類が生息している訳である。
少なすぎはしまいか。
1個のメダルがどれほどの重さであるのかについて、私は浅学にしてさっぱり知識を
持ち得ないのであるが、まあそんなに対した重さでないことは首に紐状の布で
吊り下げていることを想定されている物品であるという事実から明白当然至極であろう。
仮に、メダルの重さを200gと仮定する。
となると、メダル18個で3.6kgである。
これを一億人で分配すると、一人頭0.036mgである。
腹のたしにもならないとはこのことだ。
マラソンとかいうただ長い距離を走るだけの競技において、ちょっとリッチな感じの
メダルをもらった高橋某という選手が、記者会見の席で思わずメダルを齧りそうになるという
シーンがあったが、あの気持ちは分からないでも無い。
私も一度はお腹一杯にメダルを貪ってみたいものである。

それもともかく。
ということで、あまりにも少なすぎるメダル配給量について私が無い知恵を絞って考察した
結果、ここは1つ日本がもっと沢山のメダルをもらってしまえるような方策を早急に
講じるべきではないかという結論に達した訳である。
日本メダル倍増計画。
遂に発動である。
まずは日本の人々がメダルを取りやすいような競技を増やすことを考えてみよう。
こういう話題を振ると、大抵の方が「相撲」と答えるのであるが、
それは浅はかというものである。
何しろ今、相撲界で一番強いともっぱらの噂であるところの横綱には、元ハワイの人々が
なっているのである。
しかもアマチュア精神に溢れまくったオリンピックのこと、最初の頃はプロの相撲レスラーの
参加は当然禁止になるに違いないのである。
そうなると相撲で日本がメダル貰いまくりという計画は結構望み薄と言わざるを得ない。
安易な考えでは到底、日本メダル倍増計画の遂行は達成できないのである。

ということで、私からのいくつかの案を出そう。
参考にしたまへ。

○耐久競技「通勤ラッシュ」
 通勤ラッシュ、これこそ日本人が誇る耐久性を確実にアピールできる状況ではないだろうか。
 競技には混雑度毎に階級があり、柔道とかの48kg級とか100kg級のように、山手級とか
 御堂筋級とかいう名前が付いているのである。
 もちろん競技は実際に走る列車の中で行なわれ、日本から強制連行したサラリーマンや
 おばちゃん連中を詰め込んでおくのである。
 これに参加する選手は日々通勤ラッシュで己を鍛えるのである。
 JRとかの協力を得て、通勤ラッシュの更なる混雑化に向けた選手強化政策を実施するのも
 良いかもしれない。
 Jリーグのように、早急に通勤ラッシュプロリーグを創設、地域に根ざしたスポーツ振興を
 目指すというのも一計であろう。

○自転車競技「携帯電話」
 携帯電話、これこそ日本人が誇る器用さを積極的にアピールできるモノではないだろうか。
 何しろ日本人は自転車に乗りながらにして携帯電話でメールをしたためるなどといった
 離れ業を平気で行なってしまうような人種なのである。
 競技はケイリンのような感じで行なわれ、選手は競技の間中、携帯電話を扱いつづけなければ
 ならないのである。
 もちろん、着メロの選曲も芸術点として多いに選考対象となるのである。
 競技中のメールの受送信、Webサイトの閲覧などはスーパーE難度の技としてさらに
 加点の対象となるのだ。
 私的には日本の女子校生とかに是非参加してもらい、日頃の特訓の成果を世界に見せつけて
 欲しいと思っている次第である。

○探索競技「オタク」
 オタク、これこそ日本人が誇る心眼力を圧倒的にアピールできる連中ではないだろうか。
 日本から実際に同人サークルを招聘し、それらの展示スペースで競技場を
 埋め尽くすのである。
 さらにそこには世界中から有志を募って群集を50万人ほど詰め込み実際のコミケットの
 状況を再現するのである。
 選手はそうした状況の中で、いかに素早くいかに正確に目的とする同人誌や同人ゲーム、
 ラミバッチにフィギュアなどをゲットできるかどうかを競うのである。
 もちろん取得したアイテムには得点にランクがあり、芸術度やマニアック度、あとは
 有望新人開拓度なども加点の対象になったりするのだ。
 団体競技として各国の代表を競わせるというのも面白いかもしれない。
 コスプレやコスプレの写真撮影もあわせてメドレーリレーにするという展開も可能だ。

どうであろうか。
これならメダルの倍増は確実、もしかすると日本選手団の金銀銅独占ということも
十分に有りうるのではないだろうか。
これでもう明日からたちまち腹一杯のメダル三昧な生活が待ち続けているとかそういうことに
違いないのであります。
早速IOCに案を提出して、4年後のアテネに向けて精鋭を育成すべきである。
日本の未来の為に。

...嫌な未来だなオイ。

雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓