雨谷の庵

[0105] 香川県と言えば日照り (2000/09/12)


[Home]
妖怪アメフラシ。

お盆にはなんとなく休みを取らなかったので、その代わりと言ってはなんであるが、
先週の半ばから今週にかけて夏休みを取っていた。
9月になったというのに夏休みと称するのもどうかとは思うが、まあ季節柄まだまだ
残暑とかいうものが厳しい最中でもあることであるし、問題ないと思う次第である。
ちなみになぜお盆に休みを取らなかったのかということについては深く追及しないで
頂きたいと思うわけであり、もちろんコミケとかいうイベントとは何の関係も
無いことは賢明なる読者諸氏、いやいやこんなくだらないサイトにくるような
連中が賢明であるはずも無いので愚昧なる読者どもとかいうことになりかねないが
そんなことでは失礼も極まってしまいかねないとかそういうコトなのでとりあえずは
賢いことにしておこうとかそういう事であるので、ようするに何が言いたいかというと
気にしてはいけないの一点のみだったりする。
休みボケでイマイチ切れが悪いであるな徳田。
いや、切れが悪いのはいつものことなのでやはり気にしてはいけない。

話が逸れたので元に戻すのである。
ちなみにとはいってももう先刻ご承知のことかもしれないが、私の実家は岡山とかいう
辺ぴな西国に存在するのである。
ついでと言っては何であるが、今回の夏休みの目的はお盆の代わりなのであり、
ついては実家に向かって帰省し、先祖の霊などとかいうものを祭ったり敬ったり
しなければならないと思っていたりする次第である。
祭ってやるからな先祖。覚悟しとけ。
何を覚悟させて良いものかについては、浅学にして全くアイデアを持って
いなかったりもするが、まあ適当に拍手でも打って拝んでおけば良いのであろう。
簡単なことである。
チーン。
どうですか先祖。鎮まったでしょうか。
こんなことで霊魂とかいうものが鎮まるのであるから、あの世というのも
案外しょうもないものであるのかもしれない。
ちなみに私ならば、子孫が仏前で拝んだりしても鎮まってやろうなどとは思わない。
何辛気臭い顔してやがんでぇ畜生め、酒持って来い。
とか何とか言って暴れること必至であろう。
ちなみにこれをあえて岡山弁で言うならば、
なん辛気くせぇ顔しょんなぁあんごぉがぁ、酒ぇ持って来にゃあおえまぁがぁ。
とでもなるだろうか。
他県の人々が聞けば、全く意味不明なこと間違いなしである。

ところで岡山といえば何と言っても晴れの国とかいう奴である。
何しろ日本で一番晴天の日の数が多いそうである。
とにかく晴れまくるのである。
要するに雨の日が少なかったりするのである。
当然、曇りの日も少ない。
そのせいなのか、その割になのかは良く分からないが、岡山の人間というものが
根性曲がりであるのは有名な話であるが、今日はそれは置いておこう。
ところで晴れの国と聞くと、岡山のことを知らない人々の中には
「じゃあ日照りが続くと水不足になって大変でしょう」
とか心配してくれる方も時々いるのであるが、それは素人の浅はかさとか
そういう事であるのでご注意願いたいものである。
実のところ、岡山の、特に岡山市には旭川と吉井川という結構大きめな川が
流れており、水不足にはなかなかならなかったりするのだ。
倉敷には高梁川もあるしな。
これらの三河川は、中国山地に降る豊富な雨量をわざわざ岡山に運んで来て
くれているのである。
こと水については、備中(岡山南部のこと)は美作(岡山北部のこと)の
世話になりっぱなしとかそういうコトになる訳である。
ついでに言えば、岡山で晴れが多いということについては、昔から
変わり無いのであるから、水不足に対する対策もかなりの年月をかけて
行なわれており、下手に雨の豊富な地域に比べると水不足
なり難いというのも事実である。
ちなみに私の記憶を辿る限りでは、水不足で取水制限が行なわれたことは
1、2度くらいで、それでも工業用、農業用の水のみであった。
家庭用水の取水制限については体験したことが無い。
今年も71日間一切雨が降らなかったとかニュースで言っていたが、
取水制限はなかった様子である。
2ヶ月半といえば、7月や8月は全く雨が降らなかった計算になる。
それでも水不足にならないのであるから、岡山県恐るべしとか
そういうことであろう。

むしろ、水不足といえば有名なのは香川県であろう。
瀬戸大橋を挟んで岡山県と向かい合っているこの香川県、岡山県と違って
大きな川というものが無い。
主な水の供給源は四国山地から流れてくる川なのであるが、中国山地と
違って四国山地は小さめで、水の保有量もたいしたことが無いのだそうだ。
しかも香川県も岡山県と同じく晴れの国で、雨がなかなか降ってくれない。
ということで、香川県では水不足が昔から深刻な問題として存在していた
らしいのである。
なにしろ、香川県の溜め池といえば社会の教科書にも載っているくらい
有名な話である。
って、載ってましたよね、溜め池。もしかして岡山の教科書だけですか?
まあそれはともかく、香川県と言えば日照り、日照りと言えば溜め池というのが
私の頭の中の巷では特に有名だったりするのである。
だいたいあれである。
香川県では今年も雨乞いの儀式を行なったそうである。
雨乞いと言うとアレである。
煙を焚いて、祈祷師が拝んだりとかいう例の奴である。
何ともこの科学技術満載の世の中にあって、恐ろしく非科学的な行為を
香川の人々は実行してしまうのであるが、それを地方ニュースのトップで
扱う放送局もちょっとどうかしているのでは無いかと思う次第である。
少し反省してもらいたいものである。

ところで。
私が東京に戻ってきてからというこの2日間、東海地方で大雨が降り、
河川が氾濫しまくっちゃったりしているようであるが、これはもしかして
香川の雨乞いの影響であろうか。
その証拠に、香川にも目出度くかなりの量の雨が降っているではないか。
恐るべし香川の雨乞い。
それよりも気になるのは岡山であろうか。
なんだか知らないが、この全国的な大雨にもかかわらず、ちっとも雨が降っていない
ではないか岡山。
どうなってるのだ岡山。
もしかして、恐るべし晴れの国とかそういうコトなのか。
とにもかくにも、日本列島というのは四季様々である。

雨谷の庵は今日も雨。
< Back |List| Next >
管理者:徳田雨窓