雨谷の庵

[0081] その名はBeaCon3 (2000/05/17)


[Home]
ということで行ってきます。

振り返りて過去を見てみるに、私はいわゆるところのマイナーなもの
について、ちょっとした固執を持ってしまう人であるように思うわけである。

例えばコンピュータゲーム機というものを考えてみる。
その昔ファミリーコンピュータなる機種が全盛期であった頃、同じ時期に
メガドライブとかいう機種が存在していたことを記憶されている方も、
皆様の中には居られることであろう。
ここで私は告白しよう。
実は、私はそのメガドライブのユーザであったのである。
自らのことを「メガドライバー」などという恥ずかしい名称で呼び習わし、
当時8bits機種であったファミリーコンピュータに対して、

「ウチのマシンは16bitsだぜぇ」

などと自慢し、しかしながら実際にはその自慢しているところのbitsなるものの
意味をさっぱり理解していなかったりした、そういう奴であった。
私のこの機種に対する思い入れは結構なもので、メガCDというCD-ROMオプションや、
いくつかのジョイスティックなどかなりの金額をその周辺機器につぎ込んだような
記憶があったりする。
メガドライブも後期になると後進のスーパーファミコンやプレイステーションに
押されて衰退し、セガがサターン、ドリームキャストをリリースした今となっては
もう彼方の人となってしまった感が拭えなかったりするわけである。
実は同じ時期にはPCエンジンとかいうちょっと勘違いした名前のゲーム機種も
あったりするのであるが、まあそれは気にしてはいけない。
ちなみにPCエンジンのユーザのことを、当時の私は「PC猿人」などと呼称して
尊敬していたように記憶している。
そう言えばサターンユーザのことは「土星人」とか「サタニスト」とか
言っていたな。
「土星人」には「土萌人(ともえびと)」という意味もあったので、注意が必要だ。

例えばWebブラウザというものを考えてみる。
かつてはブラウザ戦争などという御大層な名前で論じられていたものであるが、
古くはモザイクvsネットスケープナビゲータ、ちょっと前までは
ネットスケープナビゲータvsインターネットエクスプローラといった図式が
有ったように記憶している。
今でもやってるんだろうかブラウザ戦争。まあそれは置いておいて。
ここで私は告白しよう。
実は、私はそのモザイクのユーザであったのである。
確か当時の私は学生で、大学内にLANが導入された頃の話であったと思う。
私の所属していた研究室にもLANを布設せよとのお達しがあり、当時一番の
下っ端であったところの私にその作業のお鉢が回ってきてしまったとかそういう訳である。
知らないことは教授に聞いてみよう。

「何?LANの何たるかを教えてくれ?そんなの専門外だ。自分で何とかしろ」

知らないことは助教授に聞いてみよう。

「何?LANを導入したら何が便利になるのかって?そんなの知るか。自分で考えろ」

知らないことは先輩に聞いてみよう。

「何?LANの動作試験にこのパソコンを使いたい?駄目だダメだ今修論を書いている最中だ」

とまあ、こういった非常に好意的かつ良好なご指導の元に、どうにかこうにかLANの
導入には成功したのであった。さすがは最高学府である。
その頃はちょうど学内ネットとインターネットの相互接続も試験運用されていて、
LAN導入と同時にインターネットも利用できるようになっていた。
そこで試したのがモザイクである。
妙に偏った知識を手がかりにして、NASAの写真資料を見たりとか、そういうことを
したりしたものである。
今ならきっと楽し過ぎてちょっと全年例対象にはできないコンテンツを見に
行くところであろうが、その頃はまだそういう有難いものはなかったような気がする。
当時はネットスケープナビゲータもまだバージョン1.0とか言っていた時代で、
どちらかというとモザイクの方がメジャーだったと記憶している。
それがどうしたことかあれよあれよと言う間にネットスケープナビゲータは
バージョン3.0までになり機能が豊富になった。
それに乗じたかのようにインターネットエクスプローラが参入したりもして、
モザイクはいつのまにか彼方の人となってしまったのであった。
私個人はモザイクを結構気に入っていたのであるが、社会人になってしまってからは
一度も使っていなかったりする。
今メインで使っているのはネットスケープナビゲータ。
これもいまやマイナーと言えなくもない。

例えばパソコンを考えてみる。
ここで私は告白しよう。
初めて買ったパソコンはMacintoshであったのである。
別に知り合いにMacユーザが多いとか、Windowsが嫌いだったとかそういう訳ではない。
だいたい、私がMacintoshを買った当時Windowsはまだ3.1であり、今ほどメジャーと
いう訳ではなかったのである。
その頃はパソコンと言えばPC-9800シリーズで、PCゲームもDOS版が主流であった。
AT互換機も出始めた頃だったので、同じゲームのDOS版にも2種類あるのが普通だった
ように記憶している。
Macintoshを買ったのは主にコンピュータグラフィックスとデスクトップミュージックとか
いうものをやってみたかっただけなのであるが、結局はワープロ代わりとして
活躍することが多かったような気がする。
そう言えばコンピュータグラフィックス用にはPhotoshopでなくSuperPaintという
マイナーなツールを、デスクトップミュージック用にはPerformarではなく
Freestyleというマイナーなツールを購入したような記憶がある。
ワープロもORGAIとかいうマイナーなものだったかな。
どこまでもマイナー路線か徳田。
ちなみにパソコンとかいう分野は結構奥が深くて、世の中にはX68000やFMTowns、
MSXといった超マイナー路線を今も堅持している方々がおられるので注意が必要だ。

今、パソコン用OSという話題はWindowsを中心に回っているような感じであるが、
MacOSやLinuxもどちらかと言えば結構大きく取り上げられているものの中に
含めることができるように思う。
マイナーなOSとかいう話題に持っていくとすれば、FreeBSDやAmiga、TRONなどを
挙げたりもできるかもしれない。
しかし、ここで私は告白しよう。
私は実はBeOSのユーザであったりするのである。
このBeOS、最初はBeBoxというハードウェアの専用OSという位置付けだったものが
いつのまにかPowerMacとその互換機にインストールできるようになっていたり、
更にはIntelとその互換CPU用のOSとして路線変更したりと結構変わり身の
早いOSであったりする。
現在私の下宿には3台のパソコンが存在するが、そのうちの2つにはBeOSを
入れてあったりする。
最初に買ったパソコンであるところのMacintoshにはBeOS for PowerMacが、
AT互換機のうちの1台にはBeOS for Intelが入っている。
AT互換機の方はBeOSのマルチプロセッシングとかいうものを確かめたいがために、
わざわざ2CPUにしてあったりもするから馬鹿丸出しである。
だいたいもう1台はLinuxサーバだし。
え?Windows?
もちろんそれは楽し過ぎて18歳未満の方々にはお見せできないゲームを
するためだけにBeOSと同居させていたりします。
そんなのばっかりか徳田。

ところで件のBeOS、今週末にそのユーザイベントが京都で開かれたりする。
その名はBeaCon3。
駄目駄目な人間が集うことで一部の人々の間では超有名なこのイベント、
今回もかなり駄目駄目な企画が盛りだくさんであるとかそういうことを
耳にしている次第である。
ここで私は告白しよう。
私は会社を休んで思いっきり楽しんでくるつもりである。
ああ、何だか駄目になっていくような気が。
いや、「既に駄目だろ」という御指摘はこの際おいといて。

雨谷の庵は今日も雨。
< Back |List| Next >
管理者:徳田雨窓