雨谷の庵

[0026] あした耳鼻咽喉科へ (1999/11/25)


[Home]
頭が痛いというのに、雑文などを書いているのはどうかと思う。

しんどいです。風邪です。
風邪をひくと、鼻水が止りません。始終やたらめったらに垂れ流しです。
もともと私はアレルギー性の慢性鼻炎持ちですので、鼻水諸氏とは
かなり長いお付き合いを致しておりますが、風邪に罹ったときの
水っぱなという輩にはやはり人並みな不快感を覚えるのです。

大体、ティッシュペーパーが足りなくなって困ってしまうではありませんか。
かんでもかんでも止めど無く垂れつづけるこの鼻水というものには、
ここ2週間ばかり困惑させられっぱなしです。
武富士のお姉様方が毎朝、駅で手渡してくれているこのポケットティッシュも、
ものの1時間と経たないうちに底をついてしまったではありませんか。
それにしても武富士の皆様、いつもティッシュを有り難うございます。
皆様からお金を借りる機会にはまだ巡り合っておりませんが、
ティッシュは大変役に立っています。

少し脱線しました。元に戻しましょう。
私にとって、最も恐ろしい風邪は鼻風邪です。
扁桃腺炎でもインフルエンザでも、肺炎でもありません。
鼻風邪です。あの鼻水じゅるじゅるの鼻風邪なのです。

私が鼻風邪にかかってしまった場合、それはそれは恐ろしい病気を併発
してしまうのです。
その名は副鼻腔炎。ああ、名前を書くだけで身震いが。
副鼻腔炎をご存知無い方の為に、Web検索で見つけた情報を以下に
引用します。

-----------------------------------------------
慢性副鼻腔炎 (chronic sinusitis)

副鼻腔の慢性の細菌感染のため黄色い粘りけのある鼻水がかんでもかんでも出てくる。
また時に鼻茸という炎症性のポリープができて鼻がつまる。
長く副鼻腔炎が続くと鼻の奥からのどに鼻水が降りてきて痰が増える。
最近はアレルギー性鼻炎の合併も多い。
鼻腔をのぞくと、副鼻腔の入り口(自然口)から膿汁が鼻の奥の方へ流れるのが観察できる。
時に慢性気管支炎、気管支拡張症、喘息などの呼吸器疾患の原因になる。
まれに真菌(カビの一種)が原因となることがある。
顔面のX線検査では患側の上顎洞に陰影を認める。CT画像では上顎洞(CT写真)や
篩骨洞(しこつどう、CT写真)が膿汁やポリープで満たされている。
治療は鼻に薬液を噴霧する鼻処置、副鼻腔の洗浄。
内服薬(抗炎症剤、抗生剤、抗アレルギー剤)。
薬剤治療で治癒しないときは手術も考える。以前は副鼻腔の病的粘膜を除去する
根治術が行われたが、最近では内視鏡やレーザーを用いて、病的な副鼻腔から
鼻腔内への交通を良好にする機能温存手術が主になっている。
あした耳鼻咽喉科へ。
-----------------------------------------------

とまあこのように、大変に恐ろしいのですよ副鼻腔炎は。
「あした耳鼻咽喉科へ」とまで言われてしまったりするのです。なぜか。
上記の説明では「また頭重感、頭痛、上顎部の鈍い痛みも見られる」などと
さりげなく書かれていますが、この頭痛というのは本当にとんでもなく
痛かったりするのです。
頭が割れるんじゃなかろうかというくらい、痛いのです。
虫歯になったことのある方なら、その痛みが頭に移動したような状態を
思い浮かべて頂ければ、だいたい見当がつくかもしれません。
そう、それくらい痛いのです。

今回の鼻風邪も、その副鼻腔炎を併発してしまいましたです。はい。
ああああ。痛い。頭が痛い。コリャ仕事になんねぇよ。
・・・ということで、もう3日会社を休んでしまいました。明日も休みます。

通常なら、2日程安静にしておけば上記の症状も快方に向かうのですが、
どうも今回のは重傷のようです。全然直る気配がありません。
このままではらちがあかないので、久しぶりに病院に行きました。
実に5年ぶり。内緒にしていましたが、私、病院嫌いなんですよ。
鼻風邪なわけなので、行くとすれば内科です。
もしくは鼻関係なので耳鼻咽頭科とか。
でも、今日私が行った病院はなぜか脳神経科の病院でした。
何を考えているのだ私。一番近くにあった病院に、看板も見ずに入ると
そんなことになってしまうので、皆様もお気を付け下さい。
幸い、その病院では一応内科もやっているということでした。
助かりました。ただの風邪なのに頭蓋骨を開けられてはちょっと困りますので。

さて、診察です。
熱。ありません。
脈。正常です。
血圧。平均的です。
持病。アレルギー性鼻炎です。
症状。鼻水と、頭痛です。
以上を終えて医者が一言。
「風邪だと思います。治りかけているみたいですね」
おいおい。何でやねん。副鼻腔炎やっちゅうねん。

危ういところでした。
ただの風邪と診断された場合、しかもそれがもう治りかけているとされた場合、
医者というのはビタミン剤を風邪薬と偽って出すことがあります。
プラシーボ(だったかな)、いわゆる偽薬という奴です。
自慢ではないですが、私の副鼻腔炎はビタミン剤ごときで症状が軽くなったり
するような軟弱なものではありません。自慢になりませんが。
抗生物質です。抗生物質が必要なんです。
「あの。私、アレルギー性鼻炎なんで、副鼻腔炎じゃないかと心配なんですが」
一応おずおずと、そう言ってみました。
「ああ」
医者が、合点のいったような声を出しました。
どうやら思い当たる節があるようです。
「じゃあ、抗生物質が要りますね。あと鼻水止めと鎮痛薬も」
ということで無事、正しい(と思われる)薬を入手することに成功しました。
いやはや。一応、言ってみるものですね。
皆様もお気を付け下さい。病名は、思い付く限り言ってみるもんです。

で。その後の経過ですが。
あまりよくありません。もちろん、薬をもらう前よりは楽になりましたが、
治りきってはいないようです。
薬が切れたらどうしようかと、少し悩んでいます。
あの病院には、もう絶対行かないことだけは確かなのですが。
あした耳鼻咽喉科へ。検討の価値アリかもです。

雨谷の庵は今日も雨。
< Back |List| Next >
管理者:徳田雨窓