雨谷の庵

[0015] ここで登場するのがDVD (1999/10/25)


[Home]
最近気になるものの一つに、DVDがある。

ホームシアターである。ドルビーデジタルが5.1chである。
ミーハー凡人である為か私の趣味は多岐に渡るのであるが、映画鑑賞とか
アニメ鑑賞なども趣味の一つに数えている。
そんな私のささやかな夢の一つは、ホームシアターである。
自宅の一室に家庭用スクリーンを設置し、液晶プロジェクターか何かで
映写するのである。

そんなことをして何が楽しいのかとよく問われるのであるが、趣味なのであるから
この類の質問には答えようがない。
サッカー選手に、なぜボールを蹴るのかを質問する馬鹿はいないであろう。
登山家に問えば、そこに山があるからと答えるであろう。
手塚治虫等からマンガを取り上げてしまえば、それは質問の対象にすらならない。
他人の趣味の理由など、どうでもよいではないか。
そっとしておいて欲しいものである。

最近はホームシアターの為の機器も、だいぶんと手ごろな値段になってきたように感じる。

例えば家庭用スクリーン。
100型とか80型の結構大きめなスクリーンでも、5万円も出せば手に入る時代になった。
もちろん高輝度だとかシワがないだとかの高級品を求めれば値段に切りはないのだが。
それにしても100型ともなるととにかく大きい。
横幅が平気で2mを超えてしまうので、値段云々よりもまず設置に苦心するような代物である。
もちろん、私の狭い自室にそんなものを置いておくスペースなどない。
40型で十分である。

例えば液晶プロジェクター。
これは昔に比べて断然値段が下がっている。
所謂、価格破壊という奴である。
一説によると、パソコン関連の技術革新が実って、液晶自体の値段が下がったことが
大きいらしい。
何と、15万円ほどで販売されているものもあるのだ。
下手なテレビだと20型で10万円を超えてしまうのであるから、40型以上の大画面を
15万円で手に入れることができる液晶プロジェクターは、実に優れものと
言えるのではなかろうか。
もちろん高級品に、値段の切りはない。高解像度とかXGAとか。
贅沢を言い始めると、際限はないのである。贅沢は敵なのである。

さて、いくら映像を映す為の機器が安くなったからといっても、肝心の映像が
ショボショボであれば、宝の持ち腐れ猫に小判馬の耳に念仏である。
ことわざの使い方をちょっと間違っているような気もするが、気にしないで頂きたい。
ここで登場するのがDVDである。
DVDが何の略であるかは浅学にして知らないのであるが、とりあえず何かが
デジタルなのであろう。
有り難いではないか。なにせデジタルなのだ。コピーしても劣化しないのだ。
いや、コピーはどうでもいいのだが、とにかく高品質の映像を再現できるのは
間違いないのであろう。
このDVDを再生する為の機器が、10万円ほどで手に入るようになった。
下手なビデオ再生機と同じくらいの値段である。全然安いではないか。

もう一つ押さえておきたいことがある。
サウンドである。
以前にも書いたが、私は非常に音に五月蝿い質であるので、サウンドの充実も
ホームシアターには是非とも欠かせない要素なのである。
ここで登場するのがドルビーデジタルである。5.1chである。
なんでこんな半端な数字であるのかは浅学にして知らないのであるが、とにかく
迫力満点の音響が楽しめる代物であるらしいのである。
しかもデジタルである。有り難いではないか。コピーしても劣化しないのだ。
いや、コピーはどうでもいいのだが。
このドルビーとかいうものを再生するにはそれに対応したアンプみたいなものが
必要であるらしい。
スピーカーも、それ専用に6つを配置するのである。かっこいいではないか。
これらの機器も、手ごろなところでは10万円ほどで手に入るらしい。安いではないか。

 家庭用スクリーン : 5万円
 液晶プロジェクター:15万円
 DVD プレイヤー  :10万円
 ドルビーデジタル :10万円
 計:40万円

結局、私のささやかな夢の値段は40万円であるらしい。
価格破壊が進んでいるとはいえ、車を買うよりも安くなってしまっては、
本当にささやかと言わざるをえないであるな。夢なのに。
しかし問題の本質は値段よりも置き場である。
私の8畳一間の部屋のどこをホームシアターと定めればよいのか。
・・・無理だな。まずは引越しを考えるべきか。
しかし引越しなどに使うような無駄金は持ってないぞ。贅沢は敵だしな。

雨谷の庵は今日も雨。
< Back |List| Next >
管理者:徳田雨窓