雨谷の庵

[0007] メモリの値段の高さに怒り (1999/10/04)


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パソコンの衝動買いが、しにくくなっている。

原因はなんと言っても、メモリのお値段である。
なんであんなに高くなってしまったのであろうか。
今年の6月頃は確か128MBのSDRAMが1万円を切っていたように思ったのだが。
今では、同じメモリが3万円近くにまで値上がってしまっている。
2倍〜3倍もの値上がりである。
わずか3ヶ月の間の出来事でもあるし、これはとんでもないことである。
なぜだ。何でこんなことになっているのか。

円高か。円高が悪いのか。
確か、最近は円高であると聞く。
であるからして輸入品は安くなるはずである。
メモリにおける輸入品の占める割合というものについての知見は有していないが、
輸入品の値段が下がれば、それ相応に市場価格にも影響があろうというものだ。
従って、円高の影響により、メモリ価格が下がることはあっても上がることは
ないはずである。
だいたい、円が1ドル120円から1ドル100円に値上がったところで、2〜3倍もの
価格差は出てこぬであろうから、今回の現象とは最初から無関係であることは
分かりきっているのだ。
そうだ。円高が悪いのではないのだ。すまん、円高。疑った俺が悪かった。

台湾か。台湾の地震が悪いのか。
先日、台湾中部に壊滅的な打撃を与えた台湾の地震により、台湾のパソコン部品
工場もまた、相当な被害を受けたと聞く。
現状、世界のパソコン部品のうち、5割〜7割は台湾で生産されているらしい。
そう言えば、マザーボードでお馴染みのASUSやGigaByteなどは台湾メーカーである。
そうか。地震のせいなのだな。地震め。この野郎。
しかしである。よくよく考えてみると、メモリの値上がりはここ3ヶ月での現象である。
地震が発生したのは9月末の出来事であるから、せいぜい2週間しか経っていない。
となると、地震が起こる前から、メモリは値上がり始めていたことになる。
むむ。因果関係がおかしいであるな。
ということは、地震のせいではないということか。すまん、地震。俺の勘違いであった。

うむむ。何やらWebで情報を漁ってみると、どうやらメモリの生産量自体が減っているらしい。
なになに。
メモリの価格の急激な下落で、採算が取れなくなったメーカーが、生産量を調整しているだと。
つまりは「儲からないからもうヤメ」とかそういうことか。
もしくは「値段が高くなったらまた造ってやらないでもないぞ、はっはっは」ということか。
需要と供給のバランスとか何とか、価格決定の原理に基づいた経営判断という奴か。
何を考えているんだ。メモリメーカー。
じゃんじゃん造ればいいじゃないか。安かったら、喜ぶのは私・・・いや、お客様である。
だいたい最近の某マイクロソフトとかいう会社のソフトウェアはただでさえメモリを
かなり要求するのである。
また、私が愛用しているお絵描きソフトなどは、法外なメモリを要求することで有名である。
メモリの需要が衰えるなどということは決してないのである。
だいたい、生産量を落してメモリ価格が上昇するというのにも、限度というものがあろう。
2倍、3倍も値上がりしてしまった今の状況は、どう考えても経営判断のミスではないのか。
赤字減らしとか考えているうちに、絶好の商機を逃しているのではないか。
今の状態で、市場価格の2分の1程度で商品を投入すれば、とても儲かるのではないか。
もちろん、採算があっていればの話だが。

などと、メモリの値段の高さに怒りをぶつけてみたりもする。
パソコン、衝動買いしなくてよかったやんけ。メモリのおかげで。
雨谷の庵は今日も雨。
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管理者:徳田雨窓